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『錬金682話 ドリアード族を誘う』

『錬金682話 ドリアード族を誘う』


「いいですかリア。よく聞きなさい。迷宮にいるホーリーウィッチ族は魔族でしょう。我ら精霊ドリアード族にとって魔族は人とともに天敵です。どちらにも力を貸すのはよくない。ましてあの最悪の迷宮の魔族に加護を与えるのはあってはならない」


「いいじゃない~~~~~!」


「無理です。我らドリアード族は魔族とは過去には利用された話は教えたでしょ。魔増に求婚されて無理やり結婚、それでドリアード族の加護を得た過去がある。だから魔族に簡単に加護をするのは認められません」


 確かにドリアード族は、厳しい過去を持っていると俺も聞いている。

 それゆえ、人族と魔族とも避けてきたとも。


「知っているわ、この山に精霊の樹を作ったのも、人族と魔族から距離を取るためでしょ。私も知っているし、ドリアード族はみんな知っていること。そこを頼んできたの。だから認めてよ!」


「いいえ、リアがいくら言っても私は認めません」


「じゃあお父さんは認めてくれるでしょ?」


 母親がダメなら父親に聞く。


「う~~~~ん、これは難しいぞ。ドリアード族を迷宮に送るのは認めない。これは王としても言っておく。残念ながらな」


 結果は王ヘンプも認めてくれることはなかった。


「うううううう、残念」


「リア、落ち込むな」


「どうしますか村長。確実に認めませんと王も言ってますが?」


 リアを慰めながら言ってきたサザン。


「うん、想像以上に厳しいな。やれやれ難しいとは思っていたが、リアの両親は簡単ではないよ」


「たぶんフランツの言うことも聞かない」


「俺が説得する。これは最後の策だ。これでダメならあきらめて村に帰る」


「ええ、フランツに任せる」


「村長の策とは、、、」


「やってみる」


 サザンが不思議そうに思っていた。

 ここは最悪の賭けってやつだ。

 王と女王に対して切りこむ策だ。

 ここまできてあきらめるのは俺も嫌だ。

 リアが両親に話すのは嫌だと言ってたのを頑張って話してくれた。

 サザンとメヌエットも説得によく来てくれてた。

 村と精霊の樹との間にある、かけ引きだ。

 どちらが主張を通らせらせられるかの。

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