『錬金676話 リアも加護をする』
『錬金676話 リアも加護をする』
「いいえ、中止です!」
「フランツ様、私も中止を希望します。リアが言いました。私はフランツのものと。はっきりと聞きました。つまりはフランツ様と結婚するとなる。それは魔竜としても認められないです」
「結婚とはならない!」
「あら、わたし何か変なこと言ったかしら?」
「問題発言だったみたいだよ」
やれやれリアが変な発言したことで、どうなることやらであったが、リアの協力は決まった。
「ねえコメ神様。私も考えがある」
「まさか、カエンも婚約とかか!」
「カエン、新入りなのにご主人様を狙うとは!」
なぜ、話がそうなる。
「違います。聞いてください」
「わかった聞こう、話てみて」
スイが言った。
「今までの話ではサザン一人ではできなかった。リアも同じドリアード族だから協力して倍増できると言う風に聞こえた」
「うん、そうですよ」
「それならば、リアともう一人のメヌエットも呼んだらどうでしょうか。さらに倍増します」
カエン、それいいね!
リアしか考えてなかったから、メヌエットもいたな。
誘ってみる価値がある。
「そのアイデアはいいね!」
「本当ですか、やった!」
「どうなのサザンさ、メヌエットも同じ能力は使えるの?」
「たぶんできると思う。俺が聞いてみるよ!」
サザンがメヌエットを呼びに行った。
三人いるなら、最初とは違うよな。
ちょっと期待値があがる。
サザンが直ぐに村にいる三人めのドリアード族のメヌエットを連れてきた。
メヌエットは来てから、俺に言って来て、
「話はサザンから聞きました。できます。私もやります!」
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