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『錬金674話 迷宮の魔界樹を若くする』

『錬金674話 迷宮の魔界樹を若くする』


「サザンは良いことをしたじゃない。迷宮の魔族にもドリアード族の能力を示したわけね。迷宮でもドリアード族は有名になる」


「ところがそう喜んでいる場合じゃないんだ。俺は迷宮の魔界樹を元に戻すため、必死に頑張った。けども失敗した。最初にホーリーミントの枯れ草は成功したが、迷宮の魔界樹は大きな大木で、わずかな部分しか元に戻せなかった。残念ながら失敗した」


 サザンは自分の失敗を話した。

 とても言いにくいはずでも、話した。


「サザンが失敗したの、それは残念だ。結局は無理なので、もう迷宮の魔界樹はあきらめて、フランツ様と帰ってきたと」


「それがいい。だって別にコメ神様は、迷宮のホーリーウィッチ族とは関係ないわけだし、失敗してもいい。帰ってくればいいですよ。成功しないといけないわけではないもん」


「そうよカエンの言う通りです。サザンも気にする必要はない」


 リアがサザンを慰めるように言った。

 同じ故郷に出身であるからか、サザンに気を使った。


「リア、違うんだ。みんなも聞いてくれ。実は帰って来たのは理由があるんだ。その理由はホーリーウィッチ族はホーリーミントを接種して体内に取っていないと、いずれは死んでしまうと聞いた。そして残ったホーリーミントは一本だけしかない。楽な話ではなくなったんだ」


「ええええっ~~~~、それってつまりはホーリーウィッチ族は絶滅するてこと!」


「ええええ!」


「死ぬ!!」


「そうなると聞いた。俺は自分の持っている能力で木を戻せるように頑張った。でも結果は少しだけ戻ったに留まった。悔しかった」


 サザンから事実を聞かされたリア達は、驚いてしまう。

 関係ないよ言う感じだったカエンも悲しむ。


「いま、サザンから説明があったのが事実だ。それで迷宮から帰って来るのに時間がかかった。心配させたかなモフルン」


「いいえ、そんな深いことがあったとは思わなかったです。ホーリーウィッチ族は最初は敵対していたけど、後からサザンやご主人様を信頼するになったということ。でもサザンでダメなら他に手があるのでしょうか?」


「そうですね、そこが大事なポイント。サザンがあきらめるなら、難しいと考えるし、けどホーリーウィッチ族の為にできることがあるのかな」


「そうだよね、さすがに絶滅は厳しいよ」


 モフルンやスイもホーリーウィッチ族に同情していた。

 絶滅は嫌と思ったのだ。

 俺も思った。


「俺も同じ感情だ。どうにかしたいと思った。そこでリアだ」


「えっ私?」

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