『錬金673話 迷宮の魔界樹を若くする』
『錬金673話 迷宮の魔界樹を若くする』
地上に戻り家に帰った。
モフルンが来た。
他にもスイやカエンもいる。
「ご主人様、お酒が売れたのを伝えに行ったわりには遅かったです。サティと酒を飲んでいたでしょう?」
「やれやれ俺は飲んでいないよ。酒は飲んでない」
「本当かな、怪しいな。サティと飲んで変なことしてない?」
「してません!」
「それでは、なぜ遅かったのかな、説明したまえ」
モフルンは俺が酒を飲んでいて、サティと変なことしていたと疑った。
変なことしてません、と言っておく。
「俺とサザンは迷宮の4階層に行きサティ達と会った。ビールが売れたのを報告した。ここまではモフルンも知っての通り。その後にさらに下の5階層に行くとなった。調査するのが目的で。そして5階層に行くと色々あった」
「色々とは?」
「魔族がいたとか?」
「5階層にはホーリーウィッチ族がいた。いきなり戦闘になった。ホーリーウィッチ族とは戦いになったけど、途中からサザンがドリアード族だとわかり、戦いは中断する」
「ええっ。サザンがドリアード族だとなぜ中断するのかな。ドリアード族と仲間だったとか?」
「仲間ではないよ。実はホーリーウィッチ族にはホーリーミントの薬草を作れる草原が広がっていたんだ。ホーリーミントの薬草は回復薬に使える薬草でも最高の薬草らしい」
「ホーリーミントの薬草?」
「ホーリーミントの薬草とサザンが繋がりがあるのかしら」
「うん、ホーリーミントの薬草は枯れ草だったんだ。貴重な草が枯れていた。そこでサザンの出番。サザンは木の精霊であるから枯れ草を元の状態にホーリーミントを戻した。そしたらホーリーウィッチ族は驚いた。サザンの能力に」
「凄いですね、リアにもできるの?」
「サザンができることはできる。でも小さな草とかの話であって、なんでも木などを戻せるかはわからない」
リアが言ったのは、まさにサザンがしたことだった。
リアにも能力はあるようだ。
そこは重要な点です。
俺の考えではリアも重要な位置にいる。
いやリアが中心になってもらうとも言える。
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