『錬金672話 迷宮の魔界樹を若くする』
『錬金672話 迷宮の魔界樹を若くする』
「人族の俺は無理だとしても、俺の村の村長でして、村の力を使えば、可能になるかもと思っている。俺が動くから少しだけ時間を欲しいのです、マニクリエ」
「村長のあなたが言うのは嬉しいですが、やはり難しいですよ」
「任せて欲しい。この問題に俺も力を貸したいのです!」
ダメもとでもう一度頼む。
「どうしてそこまで我らのホーリーウィッチ族のために動くのです、あなた方は別に我らとはそもそも関係ない。そこまでする義理はないはず」
「いいえ、ありますよ。この迷宮は村の真下にある。地上には最近ですが俺が開拓した村があるのだ。この迷宮があり、謎のままでは困るのです。落ち着いて暮らせない。迷宮を完全に攻略する。俺の役目でもあるのです。だから木を元に戻すのは、村の人が生活するうえで重要なのです」
「村があるのね地上には。でもどうやってするのかな」
「この人は村長ですが、ただの人族ではない錬金術士です」
サザンが錬金術士と俺を紹介すると不思議がる。
「錬金術士ですって、あの錬金術士ですよね、調合したり、金属を錬金する?」
「そうです、フランツ村長の錬金術は奇跡を起こしてきました。彼を信じてください」
「わかりましたフランツ村長。我らはあなたを信じます。時間は構いませんので、試してみてください。我らも協力します」
「俺とサザンは一度地上に戻ります。そしてまた来ます」
「はい」
ホーリーウィッチ族には再び来ると約束する。
俺はサザンと5階層から地上に行った。
サザンからは俺の考えについて聞かれる。
「村長、地上に来て、この後は考えがあるのですか?」
「ある。聞いてくれるか」
「聞きます」
サザンには地上に出たら考えを伝える。
今のところそれしか思いつかないのがあった。
他にあるかはわからないが。
「村長ならできそうなきがします。いやきっとできますし、俺も協力します」
「頼む」
サザンは俺の考えを聞くと、積極的に協力すると言った。
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