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『錬金666話 ホーリーウィッチ族と戦い』

『錬金666話 ホーリーウィッチ族と戦い』


「枯れ草だが、ほら、枯れているのが元気な草になっただろ」


 びっくりした!

 手品のように枯れていた草が蘇ったのだった。

 サザンが何かをしたのだと思う。

 その元気になった草を見たマニクリエはサザンに注目している。


「どうやった、枯れ草を戻す、聞いていた話と同じだ。まさかあなたは本当に木の精霊ドリアード族なのか!」


「ドリアード族には不思議な力があり、木や草や花を成長させたりできる。これは精霊の加護です。信じてもらえたかな」


「信じる!!」


「信じる!!」


「まさか精霊ドリアード族が来るとは。我らはドリアード族と会えるのを長年待っていたのだ!」


「ええっ俺を待っていた?」


 マニクリエら、ホーリーウィッチ族はなぜかサザンに好印象だった。

 さっきまでの戦闘的な感じではなくて、サザンを待っていたと。

 それはドリアード族と関係ありそうだが、聞いてみる。


「なあサザン、キミたちドリアード族とホーリーウィッチ族とは繋がりがあったのではないかな。待っていたというくらいだからさ」


「俺には繋がりがあったは、聞いてませんね。たぶんリアも知らないと思う。ホーリーウィッチ族に聞いてみるのがいいでしょう」


 サザン本人は知らないという。

 しかしホーリーウィッチ族がサザンに集まってきたのは、今までとは違う展開だ。

 敵意はない感じだ。


「実は我らホーリーウィッチ族は、迷宮で木の精霊を探していた、だが結局は迷宮にはいないと判明しました。地上にいるとわかったのです」


「木の精霊を探す理由はあったのかい?」


「この5階層は迷宮の魔界樹がある、あの大きな大樹だ」


「あれが迷宮の魔界樹ですか」


 サザンに教える。

 迷宮の魔界樹というらしい。


「迷宮の魔界樹はずっとこの5階層で育っていた。だが50年前から元気がなくなった。ずっと長い間、我らを見守っていた迷宮の魔界樹が元気がなく栄養もえていないようです。それで周りの草木も枯れてきています」


「以前はもっと草木も育っていたわけですか」


 確かに大樹の周りはずっと草原であるが、生えているのは枯れている風だった。

 本来はもっと育っていたらしい。

 迷宮の魔界樹が中心になって、この広い草原が豊かだったと。

 迷宮の中にこんな自然があるのは、この迷宮の魔界樹の影響だった。

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