『錬金665話 ホーリーウィッチ族と戦い』
『錬金665話 ホーリーウィッチ族と戦い』
「証明ならする。絶対に俺が迷宮でなくて地上から来たと。俺はドリアード族。これで証明でいいだろう」
サザンが言ったのは自分がドリアード族だと言っただけ。
それで何が証明なのか。
さっぱりサザンが言っていることが理解できない状態です。
ドリアード族は確かにレアな種族。
伝説級の種族とも言われる。
俺とは違う。
問題はホーリーウィッチ族がどう思うかだ。
「何だと! ドリアード族!!」
「ええええええ~~~ドリアード族って言ったよ、マニクリエ!」
「マニクリエ、どうする気、信じるの?」
「私も信じるか微妙だ、本当に精霊ドリアード族なのかは」
なぜかわからないが、ホーリーウィッチ族は相談しだした。
それにリーダーシップをとっている女の子がマニクリエというのも判明。
マニクリエはサザンの何かを気にして相談中。
その間は戦闘が止まったので俺もサザンに聞く。
「ホーリーウィッチ族は相談しだした。サザンがドリアード族と言った瞬間にだった。きっとドリアード族を知っているのか、それか関係しているのでは」
「関係しているかはわかりません。でもホーリーウィッチ族は聞いたことがあるのです。古い伝説で。俺のドリアード族との関係まではわかりませんが」
「そうか、なんだろうか」
「この感じですと俺がドリアード族とはっきりすれば、ホーリーウィッチ族との戦いはいったんは停戦できそうです。何とか証明しますよ」
サザンが証明すると言ったので俺は任せた。
この状況でサザンに任せるのがベストと判断した。
「本当にあの伝説級の種族、木の精霊ドリアード族なのか?」
「そうだ精霊ドリアード族。その証拠をお見せしよう」
「やってみて」
ホーリーウィッチ族はサザンには攻撃はしない。
それがわかってからサザンは平原にある草へと手を向ける。
地面には雑草が生えているが、枯れてもいた。あまり元気よく育っている感じはない。
どちらかと言うと、草も枯れてきている。
その枯れ草を取る。
いったい何をするのか。
「草??」
「そう草」
「枯れ草ですが、この土は栄養がなくなり、草も育たなくなってきている。長年太陽に当たってないからか不明だが、木も枯れてしまう」
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