『錬金661話 地下5階層へ』
『錬金661話 地下5階層へ』
大木に接近してみる。
何もいないけども周囲に気を付けながら、歩く。
大木に接近できるとサザンが停止した。
俺も直後に停止。
「どうした?」
「気配があります。進むのはやめました」
「魔物かな?」
「魔力です。それも強力な魔力が発生してます。しかも俺たちに気づいたとみていいです。接近してきてますから」
サザンが魔力を感じ取った。
今のところ俺には認識できていないが、サザンはおそらくは察知している。
ここはサザンに任せよう。
俺よりも察知能力は遥かに高い。
そのサザンが身構えた。
いる!
俺はとっさに防御はする。
「誰だお前らは、見ない顔だ」
「上の階層から来た者だ。そちらは?」
「上の階層だと、、、嘘だな。上にはサティロス族と蜘蛛しかいないはずだ。嘘をつくからには、我らを襲いにきたと考える。全員囲め、この者二人を囲め!」
魔族だった。
女の子の魔族だ。
服装は魔法服だ。
杖を持っていることから魔法を使うと予想される。
しかも状況が悪いことに、俺とサザンを敵対していると思った。
仲間を呼んで来て仲間が5人来る。
5人とも同じく魔法服で杖持ちだった。
「村長、戦いになります」
「そうだな、会話している状況じゃないな。とにかく戦いだ」
サザンと一言相談し、戦いになると言った。
もう避けられそうにない。
「我らの領地に無断で入った。しかも嘘までついた。我らホーリーウィッチ族の敵とみなす。死んでもらうぞ。マジックサンシャイン!!」
「ミスリル壁!」
先制攻撃は魔法だった。
挨拶の魔法としては強力だった。
俺は瞬間的にミスリル壁で防御する。
サザンは軽快に避けた。
マジックサンシャインは地面をえぐる。
土が空中に舞った。
凄い破壊力だ。
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