『錬金659話 地下5階層へ』
『錬金659話 地下5階層へ』
サティらは下の5階層には行くが通りすぎる感じらしい。
決して5階層のフロアーを調べたりはしてないため、不明だとか。
話の感じだと、身の危険を察して、なるべく行かないで、下の5階層に行くらしい。
つまりはサティロス族は5階層のことをほとんど知らない。
こうなるとサザンと俺で調査するしかなくなる。
まあ行ってみるか。
「我らは絶対に5階層の奥には行きません。あそこは、、、行くなと昔から言われているのです。だからその教えに従っている。行かない方がいいと思うが村長とサザンの強さなら、調査はできるかも。この迷宮を甘くみてはいけません。それだけは忘れずに行ってください」
「わかった、十分に警戒していく」
「もし俺と村長がこの階層に戻って来なかったら、直ぐに地上のリアに言ってくれ」
「わかりました」
サザンが緊急連絡先として、リアに伝えてくれと言った。
まあそうならないのが一番だが。
帰れなくなる前に帰ろうと思う。
5階層に繋がる階段をサティに教わる。
ここを降りたら5階層。
どうなるかだな。
「それでは村長とサザン、警戒して行って」
「うん」
サティに見送りしてもらい階段を降りた。
降りたらもう不気味だった。
何もない普通のフロアーに思える。
通路は先にまで伸びていた。
サザンもいるから確認してみる。
「フロアーの通路が伸びている、サティも言っていた。下の6階層に行く階段があるらしい。それと奥にも行けると」
「ええ、サティの言っていたのと同じ構造です。サティは奥には行くなと言ってました。階段で下に降りるか、それとも奥の5階層を調査するかです。俺は奥に行くのもいいと思う。村長と俺なら調査は可能でしょうし、もし二人でダメだったら、誰が来ても調査は無理です」
サザンは俺と二人でも奥に行くのを希望する。
もしサザンと俺でダメならそもそも無理だと。
ドリアード族の精鋭であるサザン。
戦闘力に優れている。
彼と一緒で無謀ならば、確かに誰が来ても行かないほうがいいとなるのは適格といえる。
サザンに進むのを言われて俺は少し悩んだ。
世の中、実際に来てみないとわからないこともある。
「階段を降りる前は奥に進むと決めていた、けどこの不気味な空気はなんだろう。異様な空気だ。サザンは感じたことはあるかい?」
「いいえ、こんな空気は経験ありません。言われるように異様でしかないです」
面白かったら☆☆☆☆☆に
ポイントしてもらえると嬉しいです
頑張れます
↓↓↓




