『錬金650話 大浴場にお客様』
『錬金650話 大浴場にお客様』
大浴場は50人もの入浴する姿で満たされた。
50人入っても大丈夫だった。
これだけの大浴場は王都にもそうはないだろう。
温泉地にもあるが大きさでは負けないな。
温泉の源泉ではないが、ミスリル合金の力で温泉以上に効果が期待できてしまう。
「ふうう~~~~いい湯だった~~~」
「熱いけど気持ちよかったですよ村長さん」
「ありがとうございます」
入浴も気持ちよかったと声が聞こえる。
ありがたいですね。
老人の方もだいたいは湯からあがった。
50人もの入浴は終わって、皆さん着替えもした。
「フランツ様、初めてのお客様の入浴は成功に終わりそうですね」
「成功と言えるな。まあ俺は何もしてなくてカエンが働いたのだけど」
「カエンよくやったわ」
「うん、働いた分はコメをいっぱい食べるぞ」
「いいよ、好きなだけ食べてくれ」
「食うぞ~~~~~~~~」
「カエンはコメがあれば働くようです」
「そのようだな」
カエンはご飯ではたっぷりと食べてもらおう。
商人のフィデリオゴンが湯上りで来る。
顔は赤くほてっていた。
「フランツ村長さん、今日もとてもいい湯でした。また腰やら良くなっていくといいですな」
「きっと良くなるでしょう。お客様のお年寄り人も良くなると思う」
「そしたら、ますます評判がいいとなって、ここの大浴場は有名な湯になる。それこそ観光客がいっぱい訪れるはずです」
「嬉しいです、将来的には発展させたいですから。入浴したら喉が渇きませんか?」
やはり入浴後は飲み物を飲みたいだろうと思ったから聞いた。
水分補給も大事と聞くし。
「はい、湯上りは飲み物を飲みたいとはなりますね。たぶん連れてきた人も同じでしょう」
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