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『錬金065話 山でキノコ』



 発見したキノコを取ってみた。

 見た目は、日本のスーパーに良く売っているキノコにも似ていた。


「どうです、キノコは?」


「うん、見た目では俺に判断つかないな。毒だったらヤバい。モフルンはわかるかい?」


「ええ、鼻で毒の匂いはわかります」


「わかる! それなら毒があるか匂ってくれ」


 なんとモフルンは毒か毒がないかを、鼻で嗅ぎ分けられると言った。

 それは凄いぞ。

 さっそく試してもらおう。


「では、キノコの匂いを嗅いでみます…………うんうん………」


 キノコに鼻を近づけて、匂いを嗅いだ。

 犬なんかは人よりも鼻が何倍ま効くて聞いたことある。


 フェンリルはどちらかというと犬や狼に近い。

 少ししてモフルンは俺の方に顔を向けて、


「ご主人様。これは毒キノコです。食べたら死にますね」


「マジかよ! 持ち帰らなくて良かった。死んでいたところだった!」


「ここのは止めましょう。別の場所に移動した方がいいですね」


 毒キノコだと判明し、場所を変える。

 山を歩くと、またもキノコを発見し、


「クンクン、ご主人様、こちらのキノコは安心して食べられるキノコです。持ち帰りましょう」


「大丈夫かい。よし、持ち帰りだな!」


 どうやら今度は当たりだった。

 根っこ辺りに大量にあるのを、採取した。

 あるのを全部抜いて持ち帰るとした。


「この山には色々とキノコが多いな。食材として豊富にあり、助かるな」


「ええ、いっぱいある。誰も取らないから、なくならないでしょうね。キノコは今日食べるのですか?」


「そうだな、持ち帰ったら料理してみよう。俺はキノコは好きなので楽しみだな」


 大量に取れたので楽しみである。

 他にも探したところ、キノコ以外にも採取に成功した。


 十分に食材が取れたので、もう帰ろうかと思う。

 モフルンにも伝える。


「ご主人様。もうお帰りしますか?」


「うん、予想以上にたっぷりと食材は取れた。遠いかと思われた山は、モフルンがいたら来れる範囲だな。また来たい」


「いつでも、言ってくださいませ。こんなのは朝飯前でございます。ただここら辺には我らフェンリル属と争う魔物もおりますゆえ、ご主人様一人では行動しないよう気をつけることです」


「わかった。モフルンの方が詳しいからな」


 遠かった山にも行けて、今日は食材をゲットしたので帰るとした。

下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 既によく言われてるかもですが主人公は異世界転生者なのかな? その説明がなかったので?マークが浮かびました。
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