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『錬金647話 大浴場にお客様』

『錬金647話 大浴場にお客様』


 カエンは大浴場が褒められて嬉しいようです。

 大浴場はカエンの仕事だから、商人の話が本人も気になるのだろう。

 

「そこでフランツ村長にお願いがあって来てて、さっきの馬車の話に戻りますが、あの馬車の人たちは私が大浴場の話をしたら、ぜひ行ってみたいとなって、連れて来たしだいなのです」


「ああ、それは大浴場の良い噂を聞いて、入浴したいと。嬉しいですね、村に今まで商人フィデリオゴン

と商人マーヤ以外は来てません。初の村に来る人たちだ。歓迎しますよ。ぜひとも馬車の人たちを下車してもらって、入浴してください」


 商人が連れてきたのは入浴が目的だった。

 良い噂が広まっている証拠だ。

 大浴場に入浴してもらうのは大歓迎です。


「カエン良かったね、あなたの大浴場にいっぱいお客が来てるってさ」


「お客様!!」


 カエンはお客様と言う言葉で戸惑っている。


「そうよ評判が良いみたいよ。いっぱいお客様来てるから、大浴場の準備したら?」


「うん、そうだな、カエンはこれから大浴場の準備をしてもらおうか。直ぐに入浴できるようにな」


「いっぱい火を出すわよ!」


「決まりですねフィデリオゴン、馬車の人たちを降ろしてください。そして大浴場で待っていて、カエンが一気に着火して熱湯にしますから、そしたら入浴できますよ。あ、ちなみに大浴場は混浴ですが、いいですかね?」


「混浴でも大丈夫です、馬車の人に伝えます」


 こうして大浴場に初めてのお客が来た。

 カエンには伝えてあるので、急ピッチで準備だ。

 

「ご主人様、いっぱい馬車から人が降りて来ます。こんなに直ぐにお客様が来るとは思いませんでした、びっくり」


「俺も戸惑うよ」


「カエンが大忙しだわ」


「50人くらいはいますね。大浴場なら余裕で入浴できる」


 リアが50人と数えた。

 それくらいは楽にいたが、大浴場は十分にはいれる広さがある。

 ぞろぞろと大浴場に向かう人の列に、何も知らない住人は、立ち止まって見ている。

 そりゃいきなり大勢いで人が来たら驚く。

 混乱する住人には俺やスイなどがお客様だと伝えることで事なきをえる。

 商人も入浴する。

 俺は入浴するわけではないが、見学に行く。

 

「わあああ、大きな浴場だ。見たことない建物だ!」


「噂以上の大きさだし、中も広いみたいだ!」


「楽しみだあ、まさか辺境の領地と言われたここで入浴できるとはな!」


 お客様が大浴場に入る。

 

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