『錬金645話 大浴場にお客様』
『錬金645話 大浴場にお客様』
水竜乙女団がマッサージが上手だったのは驚きだった。
スイが魔竜であるから、魔竜をサポートする感じだと思っていた。
今後もマッサージを頼んでみたいですね。
俺が休憩しているとトラムが家に来た。
「村長、商人フィデリオゴンが来ましたぜ」
「俺が行くので、村に入れていいよ」
「それが商人一人ではないっす。大人数です」
「大人数、、、わかった」
商人フィデリオゴンだった。
前回に来た時から数日がたったからな。
また商売で来たのだ。
向こうから来てくれるので楽であるが、今日は大人数という。
何だろうか。
商人が大人数で来ることがあるかな。
まあ行って会えばわかることだ。
俺はトラムに通すようにいい、向かった。
「どうもお世話になっております、フィデリオゴンです。フランツ村長、今日も来ました」
「フィデリオゴン、どうも。来てくれて嬉しい。それで前回のあなたに村の農産物を販売したけど、どうかな。その話を聞きたいので聞かせて欲しい」
フィデリオゴンには前回販売したのがあるから、まずは聞きたい。
「その件ですが、コメとコムギを持ち帰ったところ、素晴らしく好評でした。もう商人の間でも凄いコメだと大人気商品ですよ。シャドウ町で評判になってからというもの、他の近くの町からも商人やお客が買いに来る程です」
「そうか、それは良かった。売れたという話が一番聞きたかった」
良かった。
シャドウ街だけでなく他の町にも売れてきているらしい。
良い商品は口コミで広がるというのは商売の基本でもある。
逆に悪い噂がたつとお客は買わなくなる。
良い噂が出るのは、村にとっては良い傾向だな。
「他にもタマネギ、ダイズ、キャベツも好評ですよ。町の料理人からもフランツ村長のコメや野菜を使いたいという声もあるのです」
「嬉しい限りだ。今日も倉庫には農作物がある。ぜひ取り引きしたい。この後は倉庫にいこう」
「全部買います。もう売ってくれる分だけ買いますよ!」
商人は買ってくれるというから、売れる分は全部売ってしまおう。
「コメが売れたらなくなっちゃう~~~私のコメがコメがないと、食べれなくなる~~~~~」
「大丈夫よカエン。フランツは食べる分は倉庫に残してあるから」
一緒に来ていたカエンが泣きそうになるのをリアが安心させた。
どうやらカエンは全部のコメを売ると思ったようです。
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