『錬金644話 乙女団のマッサージ』
『錬金644話 乙女団のマッサージ』
「大丈夫よフランツ様、心配しなくていいのよ」
スイの声だった。
でも俺の体が冷たいけど。
「それは水竜の癒しの効果ですよ。我ら乙女団が習得したスキルでして、体の一部を冷やすことで、疲れや痛みを取ることができるの。万病にも良くて、回復薬や回復魔法とは違う効果がある。ちょっと冷たいけど気持ちよくなります」
「そうだったのかスキルか。俺はてっきり必殺技とかいうから、変な心配をしてしまった」
良かった、エルリスン達のは悪意はなかった。
単なる俺の思い違いだった。
体の一部が冷えてて気持ちいいかもな。
手が冷たいからだろう。
「どうですか気持ちいいでしょ」
「うん、気持ちいいよ」
段々と水竜の癒しに慣れてきたところで、エルリスンが体を俺の体に密着させてきた。
これは、いいのか、凄い密着だが。
さらに逆側からはロウティエも来て密着が来る。
二人の密着は恐ろしいほどに興奮してしまった。
大きな胸が俺の顔や体に触れてますが、ふたりは気にせずに続ける。
このままずっと続けて欲しいと思ってしまうほどに、時間とともに気持ちいいのだった。
「はい、終わりです」
「終わりですよ、村長。気持ち良かったですか?」
「はい、とても気持ち良かったよ。ありがとうねエルリスン、ロウティエ」
エルリスン、ロウティエにお礼を言った。
二人は笑顔で受けてくれた。
「最近はフランツは忙しかったでしょう、少しは今のマッサージもされていいと思うよ。疲れてるのよ」
「毎日のようになにかあるものね。魔人ゲートやら魔王アサマノキングやらね」
「最悪ですね」
「最悪だったよな」
「もう来ないでしょ」
「来たら私が燃やしてやります」
「助かるカエン、やってくれ」
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