『錬金641話 3姉妹の料理を食べる』
『錬金641話 3姉妹の料理を食べる』
「はいはいはい、みんないい、聞いてくれる。私は長女のタンパ。今日の料理は魔都で作っていてもストラマーベル様や魔族からも好評だった料理よ!」
「タンパの料理待ってました!」
タンパが挨拶するとまたも歓声。
「どんな料理なの?」
「魔族特製の牛肉のハンバーグよ。リザドの牛肉を使った魔族流のハンバーグ!」
次々とテーブルに皿が並んだ。
皿には美味しそうなハンバーグがのっている。
ハンバーグ特有の肉の香りが食堂内に充満した。
やばいなこの香りは。
危険な香りでしょ。
「わああああああ!」
「ハンバーグだあああああ」
「牛肉だああああああ」
「美味しいわああああああ~~」
テーブルのあちこちから聞こえるハンバーグを絶賛する声。
俺も一口食べる。
美味いです!
魔都で食べたハンバーグも美味しかったけど、村のはやはり良い牛肉を使い、さらにミスリルフライパンを使用したから、異次元のうまさへと進化した。
「どうだい魔族のハンバーグのお味は?」
タンパが顔を見せてみんなの感想を聞いた。
「嚙んだ瞬間に肉汁がでたあああああああああああああああああああああ!」
モフルンが絶叫した。
「肉、肉、肉だあああああああああああああああああああああ」
続けてカエンも絶叫した。
火を出しそうで俺は怖い。
「ハンバーグ最高ですううううううううう~~~~」
リアも絶叫した。
「おっほほほほほほほ、魔王専属料理人の実力ですことよ。トマトサラダ、タマネギスープもある!」
タンパは自慢気に言った。
「さすがです料理3姉妹。我ら魔族の誇りですわ」
「ありがとう、ビビ」
魔将娘も褒めるとストラマーベルもタンパに一言。
「魔都で食べていたよりも美味いな」
「リザドの牛肉の品質がとても良いからでしょう。ストラマーベル様に美味いと言われてタンパは幸せです」
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