『錬金639話 3姉妹の料理を食べる』
『錬金639話 3姉妹の料理を食べる』
キッチから牧草地に行った。
牧草地には牛が草を食べたり、寝ている牛もいた。
よくある牧草地の風景だ。
特にこれだけ見ても異常さは感じない。
リザドがタンパに紹介する。
「ここが村の牧草地です」
「ふ~~~ん、普通の牧草地にしか見えないが、どこか特別なのかな」
「私も魔都の牛と同じと思う」
タンパにレシピナは、牧草地のは特に感想はなかった。
「そう思うでしょう。確かに見ても魔都と変わらないかもですが、村長の錬金術で作る牧草地が凄いのがわかる証拠があります」
「証拠だと?」
「証拠というが、なにも変化はない。魔都と同じだ。普通の牧草地だ。リザドは3姉妹の長女である私をバカにしているのかい、私は魔王専属料理人だぞ」
「いえいえ専属料理人を尊敬してます。タンパにはこちらを見せます、牧草地のある牛の小屋で牛舎がある。どうぞご覧ください」
「小屋か」
タンパ達を小屋に連れて行く。
小屋は牧草地に併設して作った施設。
屋根がついており、牛が休んだり寝るのも小屋である。
その小屋に行った。
「これは子牛だな。これが何か?」
「タンパは我らリザードマンが魔都から牛を運ぶのを見てましたでしょ。その時は全頭大人の牛でした。子牛はいませんでした。それがご覧のように元気に子牛がいっぱいいます」
リザドが言うように子牛は20頭はいた。
凄いなもうこんなに成長したのか。
リザドはこの子牛を見せたかったのだな。
確かに子牛を見せれば牧草地の凄さはわかってもらえる。
「ええええ、そうだった、確かに、魔都から出す時はみんな成長した牛。ではこの子牛はどうしたのだい?」
「魔都から連れてきた牛の子牛ですよ、全部」
「ええええええ~~~、ないない、それはないよ!」
「だって、魔都から来てわずかな日しか経ってない。子牛が生まれて育つのはもっと時間がかかるものだ。それはリザドが一番詳しいだろう」
「そこが村長の錬金術です。牧草地の草を食べた牛はもの凄く肉質が良くなる。そして直ぐに子牛を生むのです。しかも子牛も草を食べると、急激に成長してたべられるまでなります」
「えええ、嘘でしょ、たった数日ちょっとで牛が子牛を生んでこんなに成長するて、あり得ない!」
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