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『錬金637話 3姉妹の料理を食べる』

『錬金637話 3姉妹の料理を食べる』


 キッチンに訪問者が来る。

 同じ魔族でリザードマンのリザドだった。

 荷物も持っていて3姉妹の所に来た。

 俺が話しかけると、


「リザド、もしかして牛肉かい?」


「はい牛肉です。タンパにとても良い牛肉をと思って、選んで持ってきました」


 リザドの牛肉を見たタンパは作業を止めて、


「おおお、これはいい牛肉です。すばらしいわ。ありがとうリザド!」


「いえいえタンパには良くしてもらっている」


「リザドと3姉妹は親交があったのかな、料理で繋がるとは思うけど?」


 3姉妹は魔都から来たばかりで、その前に牛と一緒に魔都から来たのがリザードマン族達だ。

 リザドに詳しい関係とかを聞いてみた。


「それはタンパやレシピナにもお世話になってました。魔都にの牛の牧草地があって、牛肉を届けてましたから。だからまた3姉妹がくるのは嬉しいし、また一緒に仕事ができるのは楽しいです」


「リザドの育てる牛の肉は最高だったからね!」


「そうそう最高よ!」


「魔族は牛肉好きですから、リザドがいると助かるわね」


 思っていた以上に関係は良好だったらしい。

 牛肉についてはリザドがスペシャリストなのは、もう住人なら認めるところ。

 この牛肉をさらに3姉妹が料理するので、いっそうの期待感が増す。

 まだタンパは知らないとは思うが、牛肉は魔都にいた時のよりも格段に上がっている。

 ミスリル農具で開拓した牧草地で、育った草を食べているからだ。

 

「そうか、リザドと3姉妹が深い仲だったのか」


「それとタンパには驚きの情報ですが、村長が錬金術で作った牧草地がある。その牧草地の草を食べた牛の肉は魔都の肉と比べても比較にならないほどのうま味があるのがわかってます」


「いやいや、それは言い過ぎでしょ。いくら村長の前でも言い過ぎだ」


「そうですよ、だって牛を魔都から持って来た牛なのは知っている。魔都と同じ牛なら味は同じのはずだ」


「レシピナの言う通りです。3姉妹の舌は騙せませんからね」


 三女のシェフィールが言い切った。


「本当です。では一口食べてみて、決して魔都の肉とは同じとは思えない肉質になってます」


 リザドを信じようとしないシェフィール。

 そこでリザドは信じてもらえるように肉を食べるのを促した。

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