『錬金630話 食堂を作る』
『錬金630話 食堂を作る』
リアに任せて木を切ってもらった。
残念ながらこの木の量では全然足りないのが現状だった。
一つの家や施設を作るのに必要な木材は膨大だった。
大浴場を作ったときの木材を考えると、いかに木材を使ったかと思う。
「全部リアが切ったけど、これでは足りないでしょ」
「うん、足りない。また木が成長したら切ってもらうよ。使う量は多い。たくさん木材ができるのはまだまだ先か」
「リアが切るまでは建設は待つよう。いいですよ、慌てなくて、リアのペースで良いと思う」
「木が成長したら、うん、少しずつ切る」
「あれ、見て!! もう木が成長してます!」
カエンが言った。
そんなバカな、切ってしまった木もまた成長するのか!
「本当です、木の根元が成長して、どんどんと伸びていく、元の高さまで伸びちゃった!」
「これでまたリアが切れるわね!」
「ええ、さっきと同じように切ればいい。よ~~~し切るわよ。フランツは食堂の建設に取り掛かってちょうだい。木材はどんどん切っていくからさ!」
「わかった、俺たちは建設に向かう。任せる!」
木が何回でも成長するのがわかった
切ったらまた復活するのに数分で復活とは、またも衝撃を受けた。
いや、早いに越したことはない。
俺たちは食堂の建設を始められそうだ。
立地場所は家からなるべく近い場所が望ましいとは思う。
家から来て食べに来るので、近い方が便利だ。
「どこら辺に建設するの?」
「家から近い場所を考えている。ここら辺はいいかなと」
「みんなの家から近いですし、広い敷地があるから、十分に建てられます。ここに決めましょう」
「さあ、作るわよ!」
「ご主人様のミスリル合金も用意しないとね。あとはミスリルネジ、ミスリルハンマー、ミスリルドライバーも必要ですわ」
「倉庫にある。取りに行きます」
「ガーター師匠とかストラマーベル達魔族も呼んできます。一人でも多い方がいいですから」
「お願いする」
建設が開始されたら、作業も一気に開始だ。
人員も呼んできて集まってもらった。
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