『錬金621話 植林をする』
『錬金621話 植林をする』
女王との面会はやれやれだった。
ただせっかくリアの両親に会うので、村の農村で作ったコメとコムギ、キャベツ、ダイズ、トマト、オレンジなどを持って来たのを渡した。
「あらあ、こんなオレンジまで農地があるとは凄い進化ですわ!」
「ありがたく食べさせたもらうよ。珍しい野菜もあるな。あの荒地からこんな野菜やコメを作るのは指南だろう。フランツは偉大なる才能があると思う」
「王に言われて俺は嬉しいです」
コメなどを渡したことで王と女王は嬉しがっていたから、良かった。
村から出発する際に持って来て正解だったな、
女王ドリーンの勘違いもあって、話がそれるも、王も頷いていたから、木はもらえそうです。
これで食堂の建設が始められる。
「でも木はどれくらい使うのだい。一つの建物を作るにせよかなり使うはず」
「ええ、食堂を作る予定です。村の人口が増えてきて、食堂を作るとしたのです。だいたい家を作る木材よりも多く使うので、多めに欲しいです」
木材の使う量に関しての話なので俺が説明した。
大きめの食堂になるのを説明する。
説明は必要だ。
木をもらうわけだから、使う目的はを言った。
ちゃんと説明したらわかってくれると思う。
前回にも大量に木をいただいた。
「そう、また大量に使うなら、いっぱい持って帰りなさい。構わないです」
「やったね!」
リアは俺に振り向いて言った。
俺はリアに笑顔する。
「それでは山から持って帰ります、王ヘンプ、女王ドリーン、ありがとうございます」
お礼をしておく。
「ちょっと、待ちなさいフランツ、提案があるのです」
王へが止めてきた。
何だろうか。
何か言いたそうな雰囲気だった。
俺とリアは帰るのをやめて停止する。
「はい、なんでしょう?」
「フランツの村はもともとは酷い荒地だった。農地にも何も使えない領地で有名だった。それをフランツが独自に錬金術で開拓したと聞いた」
「はい、錬金術で開拓してます。最近は牛の牧畜も始めました。牧草地に開拓して」
「おおお、牛の牧畜か、凄いな。それで私が思ったのは、フランツの錬金術であれば、木をわざわざ山に取りに来なくても、偉大なる才能で村の領地に木を植えたらどうかな?」
とうとつに王が提案してきたのは村に植えるという内容だった。
ああっ、そういう方法もあったか!
俺は王の提案にハッとなった。
「王の考えは俺は全く気付きませんでした、でもとてもいい考えです」
「フランツの錬金術で植えたら荒地でも木が成長しそうか?」
「はい、やってみる価値はあります!」
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