『錬金619話 植林をする』
『錬金619話 植林をする』
新しい住人の家も決まり、これで重要な仕事はやった。
一息ついて俺は木材の件についてリアに頼む。
リアは木材を持ってくるのに重要人物ですから。
ここの領地一帯は木がないからだ。
リアに相談する。
「相談は材木のこと。リアの両親の所に行きたい」
「木はこの辺では精霊の樹しか生えてません。領地だけでなくその周辺も木はないです、かなり遠くにまで行かないと木がないから、村の発展には不向きな地。木材を取りに行きましょう、私とフランツでいいと思う」
「二人で行く。馬車を出すよ、重たい材木を運ぶ。馬車が楽だろう」
「そうですね。両親とも会えるし」
俺とリアで出発となった。
移動は馬車を用意して乗った。
木を持って帰るのは大変なのがある。
距離は領地から近いが、歩いて運べる距離としては遠い。
「ご主人様、リアと精霊の樹に行くのですか」
「うん、木材を取ってくる。木材があれば建築ができる」
「木材が来るのを待ってます」
「直ぐ帰るさ」
モフルンとか、他にも見送ってくれて馬車を走らせる。
辺境の領地を抜けると直ぐに山がある。
ここだけ特殊だった。
周囲は荒地でも山だけ綺麗に山がある。
木が多い茂っていた。
山についたら馬車は停車だ。
そこから山に入ると精霊の樹があった。
ここはまさに秘密の樹だった。
人族もドリアード族がここに住んでいるのは知らない。
魔族も知らないし、秘密の里だった。
ドリアード族が伝説級の種族といわれるのは、これも理由の一つだ。
「精霊の樹に入るとドリアード族が多くいる」
「みんなどうもです!」
「あら、リア姫!」
「リア姫が帰ってきた!」
リアの帰りにみんなから祝福される。
姫だから特別扱いだった。
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