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『錬金603話 魔都のジャガイモ農地』

『錬金603話 魔都のジャガイモ農地』



「これがジャガイモの農地か、取ってもいいかい?」


「好きなだけいいぞ」


 ストラマーベルに許可を得て、農地に入り土を触った。

 魔都の土を初めて触った。

 いたって普通の土だった。

 良く整備されているのがわかる。

 たぶん、農作業をしている人が多くいるはずだ。


「ジャガイモは?」


 スイが不思議そうに聞いたのは土の中にできるのを知らないからだ。


「ジャガイモは土の中にできるのさ。こうやって土を掘ると出てくるのさ、ほら!」


「あああ、本当だあああ」


「初めて見た。丸い!」


 スイや乙女団は初めて見たので、丸い形もびっくりしていた。

 大きさもは日本のスーパーマーケットでみたジャガイモと同じだった。

 いくつか村に持ってかえり農地を作ろう。


「ジャガイモは丸い、土を洗うようだ」


「洗うのはやってみたい」


「いいよ、仕事はいっぱいあるから、スイと一緒に農作業して欲しい」


「やります」


 乙女団の二人はジャガイモを見て、農作業に興味を持ってくれたようだ。

 ロウティエにもやってもらおう。


「ロウティエも掘ってみな」


「土を掘るのね、出てくるかな、ああ、あった!」


「エルリスンも掘ってみて」


「取れた!!」


 実際に土を掘ってもらい、ジャガイモを取ってもらった。

 いくつか取っておく。

 スイも手に土がついているけど楽しそうだ。

 

「魔竜が我が魔都でジャガイモを取っている光景は、ある意味衝撃的だ。これは隠したほうがいい」


「バレたら?」


「世界各国が激震する。俺の魔都に魔竜がいるだけで事件だからな。このことは知られたら大ニュースだ」

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