『錬金597話 魔王の料理』
『錬金597話 魔王の料理』
「ストラマーベル様、お待たせしました。今日の料理でロールキャベツです」
「ありがとう、タンパ」
初めて見る魔族が料理を運んでくれた。
タンパという女性だった。
服装は白い料理人の服装だった。
テーブルには、豪勢な料理が来る。
「さあ、少しずつ料理は運ばれてくるから、食べてくれ」
ロールキャベツだ。
こんな料理もあるのか。
一口食べた。
なんともキャベツと肉が合う!
「凄い合う。肉とキャベツが!」
「すげええ美味いです。竜人族の町ではなかった料理です!」
「肉をキャベツで巻く発想が凄い!」
竜人族もうなる美味しさだった。
お皿のロールキャベツはあっという間になくなる。
「とてもおいしいです」
俺は料理人のタンパに言った。
「どうも、次の料理も来ますので」
「楽しみです」
みんながロールキャベツを食べ終わったら次の料理人が来て、
「ストラマーベル様、コロッケもお持ちしましたよ~~~」
「おおお、シェフィールか。コロッケは大好物だ、並べてくれ」
また来た料理人も女性でタンパと同じく可愛かった。
シェフィールというらしい。
お皿には見事に揚がった丸いコロッケがあった。
油のいい匂いがする。
食欲を刺激した。
「コロッケは村長と竜人族は食べたことはあるかな?」
「俺はある、好きです」
日本ではもちろん食べた。
熱いから美味しいだろうな。
「竜人族にはない文化だ。どんな料理だろう、早く食べたいぞ」
「どうぞ、食べてくれ」
「熱~~~~い、でも美味しい、ジャガイモだああああ」
スイが食べて熱がる。
アイスドラゴンには出来立てのコロッケは熱すぎたようです。
「がはははっは」
魔王は笑っていた。
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