『錬金592話 ゲートを牢獄に』
『錬金592話 ゲートを牢獄に』
「ああ、ゲートをやりすぎると死ぬよ」
「クルセーラ、そのへんにしておきなよ、死ぬと怒られます」
「じゃあ止めます」
「俺を殺す気かクルセーラ!!!」
ゲートはマジで怒ってますが拘束されて自由に動けません。
魔王でかなりやられた感じだ。
ゲートは強いから耐えられたけど、冒険者でBランクなら死んでいただろうか。
俺はクルセーラには逆らうのは止めておこうと誓った。
現在は村にいる魔将娘t比べても、そん色ない強さとみた。
「それでは魔都の牢獄に行きましょう。牢獄は城と併設された施設です。案内します、こちらへ」
ゲートらを連れて牢獄の施設に向かった。
魔王城の横に併設されていた。
城の敷地は広かった。
牢獄は人族の世界には当然ある。
ルールを破った人が入る。
国の中で人殺したら、牢獄行きだし、盗賊行為も許されない、まあ悪いことをしたら牢獄だ。
しかしここは魔都。
悪いこととか普通にありそうだし、ルールや法律とかが存在するのかは微妙だ。
そこは聞いてみたい。
牢獄に向かう途中でユファに聞いた。
歩きながらユファは答えてくれて、
「教えて欲しい、牢獄に入る人は、どんな魔族なのか」
「ええ、それは簡単です。ストラマーベル様が気に食わない魔族が入る」
「気に入らないのははいると。明確な法律とかあるの?」
「ないです。ストラマーベル様が法律。逆らったり、楯突いたり、嘘をついたりしたら、入ります。ちなみに期限はありませんから、入れたのを忘れると、永遠に牢獄ですので」
「永遠ですか」
歩きながら聞いたが恐ろしいルールだった。
ようは、ストラマーベルが全てなのだ。
彼が気に入らないなら、そいつは正しくても悪いのだ。
恐ろしい世界だな。
「そんな風になるのをわかっていてゲートは裏切ったわけかい、どうして裏切ったのか。俺なら怖くてしないけどな」
「ふふふ、俺がどうしてそんな牢獄があるのに、裏切ったかか、おしえてやるよ村長さん、俺はストラマーベルよりも魔王にふさわしいからだよ、ふっふふふふふふ!」
ゲートは俺の問いに答えた。
単純な理由だった。
魔族の覇権争いですね。
ゲートは強欲てことだ。
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