『錬金591話 ゲートを牢獄に』
『錬金591話 ゲートを牢獄に』
「死刑!!」
「やめろ、ユファ。牢獄に入れるのはいい、でも死刑とはカナジョは聞いてない!」
「あらあ、誰かと思ったらカナジョですか。あなたはストラマーベル様を裏切ったバカ女魔女ですから、この場で私が殺してあげますわ、ストラマーベル様、よろしいでしょうか」
少女隊ユファは、カナジョが文句を言うと殺すつもりだ。
可愛いとか思ったが撤回だ。
やはり魔族でした。
いきなり何のためらいもなく殺すつもり。
牢獄行きですから、殺しはない。
「うん、いいぞ」
「認めるのかい!」
俺は思わず言ってしまう。
「おいおい牢獄だろ、10年の!」
「タイセイもいたわ、こいつは10年牢獄でも飯は抜きですよ。それでどうですか、ストラマーベル様」
「抜きでいい」
「いや、餓死でしょう!」
「村長、餓死はしませんよタイセイは。魔族でも鍛えられたタイセイは死にません。ただ苦しいです」
「魔族って食わなくても平気なの、人族なら数日食べなかったら死ぬよ」
普通に餓死でしょう。
魔族は平気とか?
「地獄の苦しみでしょう。ストラマーベル様への裏切りはそれくらいはしないとね。カナジョとゲートも10年、食事抜きです」
「任せる」
「なあああああ~~~食わせろよ~~~~ストラマーベル」
ゲートは必死にアピールすると、
「今のは発言はストラマーベル様への暴言です。殺します」
「いや、やめろ、クルセーラああああああ」
クルセーラがゲートに魔法を食らわした。
激痛のため、ゲートは絶叫する。
ゲートをあっさりと絶叫させる能力は強烈だった。
見た目で判断してはならないと良く言うが、それは魔族にも当てはまった。
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