『錬金588話 西の魔都』
『錬金588話 西の魔都』
乙女団は全く緊張はないようです。
俺だけ緊張している。
やがて馬車は魔都に入っていき、目的の魔王城へと接近した。
恐ろしい光景だった。
森のは見た来ない魔物がいた。
巨大な魔物もいる。
走る馬車をじっと見ていた。
森もあり暗い。
入ったら二度と出れなそうな森だった。
外を見ると魔物がいっぱいいますが、誰も襲っては来ないのは不思議。
「外には強そうな魔物がいるけど、馬車には襲ってこないのはどうしてかな?」
「俺の魔力を察知している。魔都にいる魔物は全員が俺が来たことを察知しているから、襲ってくることは絶対ない。万が一追ってくるのがいたら、俺の部下に始末されるさ。だから心配はいらない」
「頭がいいのだな魔物は」
ストラマーベルの魔力を判別できるようです。
襲ってこなければいい。
馬車は停止した。
到着か。
馬車から降りると目の前には壮大な城が建っていた。
これが魔王城か。
想像してたのは王都の城だった。
全く違った印象で、入りたくないと正直思った。
きっと人族なら全員が思う。
「怖えな」
恐怖感しかない。
「村長、魔王城に到着した。俺の配下のものが迎えにきますから」
「まあああ。これが有名な名所、魔王城ですか。美しいです」
「うん、まさに魔王城って感じです!」
「凄い、圧巻です。住んでみたいです!」
スイと乙女団は俺とは真逆。
ロウティエに至っては住んでみたいと。
住んでみたい町とかじゃないでしょう。
俺は金をくれても住むのは嫌だ。
ストラマーベルが説明した通りに、城から誰か来た。
女性の魔族で3名いた。
3名はストラマーベルを見て、
「ストラマーベル様お帰りなさい~~~~~」
「帰ってきて、ユファ嬉しいです~~~」
面白かったら☆☆☆☆☆に
ポイントしてもらえると嬉しいです
頑張れます
↓↓↓




