『錬金583話 竜人族の町長と会う』
『錬金583話 竜人族の町長と会う』
確かにアイスドラゴンのスイと魔王のストラマーベルがいっしょにいるのは不自然だと思うのは普通だ。
「村長が疑問に思うのも当然ですね。魔王ストラマーベルと一緒にいたら変ですものね」
「まさか、魔王と手を組んだのか?」
「違います。私もストラマーベルも西の大陸にある村に住んでいる。村の村長はこの方で、フランツ様といいます。フランツ様を尊敬してて村に住んでます。今日も村から来たの。農業もしている」
「えええええ、あの、誰にも従わないことで有名なアイスドラゴンが、彼を尊敬していると!!」
「信じられないです、昔のアイスドラゴンは絶対にしなかった!!」
町長カリンピアスと竜騎士カエドミルナまでも仰天する。
スイが俺を尊敬しているのが信じられない様子だ。
そんなにも変わったてことか。
魔竜だから、人族を好かないとは聞いていたが。
「驚くでしょうけど本当なの」
「ちょっと、待って、あなたは彼をフランツ様と呼んだわね」
「そうよ、フランツ様と呼んでます」
「その呼び方は、もしかしてフランツと戦った。それで負けて人型の姿になり、様をつけて呼んでいるの!!」
「さすが町長カリンピアスです。鋭いです。おっしゃる通りに、フランツ様と戦い負けて、それで村に暮らしている」
「そうなのですか、フランツ」
「はい、スイの言う通りです。間違いありません」
俺は町長カリンピアスに嘘ではないと答える。
何かいけないことしたのかな。
気まずい雰囲気です。
「アイスドラゴンをスイと呼ぶのは、名前をつけて住まわせている。魔竜をダ奴隷にして、村に住まわせて、好き放題にしているのですか、ダメですよ、今スグに別れなさい。奴隷から解放しないなら、竜騎士が相手になろう~~~~」
何を言い出すのか、この竜騎士は。
もしかしたらポンコツか?
なぜ俺がスイを奴隷にするのだ。
この子の頭はおかしいです。
「やれやれスイを奴隷にはしてない。戦ったのは本当ですけど。俺が勝った。そしてスイと名前をつけたけど奴隷じゃないよ」
「嘘を言え~~~~、スイとか名前つけて、許せん!」
「カエドミルナ、暴走しなしで。村に住んでいるのは無理やりじゃない、楽しくて住んでる。食べ物もすっごい美味しいし、仲間も増えたの。だから奴隷ではない」
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