『錬金581話 竜人族の町長と会う』
『錬金581話 竜人族の町長と会う』
スイの話を聞いてくれた。
部屋にはカリンピアス町長とは別に女性がいた。
複数人いるけど防具をつけていることから冒険者っぽい。
「町には護衛もいるかなて話したの、魔王アサマノキングを阻止するのを配置したと思った」
「護衛をか、我が竜人族の軍と別にいれば心強いが」
「おいおいアイスドラゴン、私を忘れちゃ困るな」
そこで急に会話に入ってきた女性。
「カエドミルナもいたか。忘れてはいないぞ」
「竜騎士女団カエドミルナがいる限り、魔王だろうと、魔物だろうと怖くはないのです。竜騎士女団で十分ですよ町長!」
竜騎士女団カエドミルナという女性だった。
冒険者風な防具をつけていると思ったら、竜騎士らしい。
強そうではあるし、スイに文句をいう人は初めてだ。
「まあまあカエドミルナのいう言い分もわかる。竜騎士女団はこの町の最高の戦力である。その戦力の団長なら、そういう言うだろう。しかしアイスドラゴンが言ってるのは、また町に危険があるかもという話だ。最悪のことを考えてのことで、、、」
「そうだぞ、竜騎士女団といえど、完璧ではないのです。カエドミルナの騎士団を弱いと言ってません。あくまでも最悪の事態を、、、」
「要りません~~~~~、竜騎士女団が最強な団なのです!!。 他には無用です。魔王など怖くもないのです。ですから町長に言っておきます、護衛など要りませんから~~~~」
せっかくスイが護衛の話をしているのに、この調子だった。
まだ若い女性で俺と同じくらいの年齢かな。
やたらと強気だな。
「あちゃあああ~~~~」
町長は頭を抱える。
どうやらカエドミルナの性格らしい。
スイも苦笑いです。
「もう、カエドミルナは変わってないわね」
「ふん、最強の団長である私が守るのだ、でも、ありがと、とは言っておく。町を救ってくれて」
「当然よ、私の町でもあるのだしね」
カエドミルナはちょっぴり照れながら言った。
素直に言えばいいのに。
でもスイはわかっているようだ。
「まあ、魔王など私は怖くないのだ。アサマノキングだろうと、なんだろうとストラマーベルだろうと、魔王など怖くもない。来たらいつでも相手になってやろう!!!!」
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