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『錬金578話 サウナに入る』

『錬金578話 サウナに入る』



 ストラマーベルに笑われてしまうスイ。

 しかし限界にたってしていたらしい。

 体や顔は真っ赤に火照っているから、我慢している。

 我慢する必要はないけどな。

 負けず嫌いなスイは、我慢する。

 しばらくして俺も熱くなり汗をかいた。

 体にも水滴が出る。

 ストラマーベルはどうかな。

 彼はキツそうだぞ。

 顔が明らかに赤い。


「もう出たらどうだ、顔が赤いぞ」


「今でたら村長に負けたことになる」


「やれやれ、これは勝ちとないから!」


「もうヤバイです、、、」


「スイ、キミはもう出なきゃダメです。直ぐに出なさい!」


「いいえ、フランツ様と一緒にいたい、、、、」


 限界なスイはぐったりしていて、俺に持たれかかってくる。

 俺はスイを抱き寄せたら、体からは水滴だらけであった。

 抱きついてくるスイ。

 他のお客が見ているけど、まるで俺がスイと変なことしている風でしょ。


「スイ~~~あああああ~~~」


「うんんん~~~ん、フランツ様ああああああ~~~熱いです~~~」


 スイは俺と体をベッタリつけていた。

 そこへ店の女性店主が来て、


「お、お、お客様、、、サウナ内でそのような、、、行為は、、、、困りますが、、、、、」


「ち、違います、これは違うのです!!」


「違うと言われても、、、他のお客様も見ていますので、、、」


 女性店主は俺とスイのからみを見て驚く。

 恥ずかしそうに遠慮して欲しいと言ってきたのは誤解だ。

 俺は変なことはしていないのですが!


「もうだめだ、村長!! もう出る!」


「俺も出る、スイも出るよ!」


「はい、出ます!!」


 ストラマーベルは汗の量が凄かった。

 サウナから出るとなり俺とスイも出た。

 こんなに我慢することないけど、いい汗はかけた。

 さすがにスイはぐったりしていた。

 部屋に帰りベッドに寝かした。

 大変なサウナになったが、ベッドではよく寝れた。

 スイと一緒に寝た。

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