『錬金573話 竜人族の料理店』
『錬金573話 竜人族の料理店』
そうしていると料理がテーブルへと運ばれてきた。
竜人の若い女性が運ぶ。
「どうぞお食べください」
「まあ、肉ですね」
「これは肉のいい匂いだ、たべるぞ!」
「肉は肉でも、いい肉だ、美味しい!」
とても美味しい料理だった。
戦いのあとにこれが食べられるなんて幸せ!
「スイ、美味しい料理です」
「私はよく食べにきてた。この味に病みつきになっちゃうのよね」
「なる、これはなる」
ストラマーベルもご満悦。
食べる手が止まらないとは、このことか。
俺も止まらない。
全部食べてしまう。
ごちそうさまでした。
「いや~~~美味しかった。いいお店だと思う、それとスイはこの町には長く住んでいたのかい?」
スイのことをもっと知りたいと思った。
今までは俺が魔竜として戦ったくらいしか知らなかったのもある。
魔竜が伝説の種族と言われることから、なにも情報も少ない。
俺もよくわからずに結界でスイを拘束してたくらいだ。
カエンも魔竜だし、他にも魔竜は存在するという。
「ええ、実は私はアースフライト町には長く住んでました。西の大陸が主な活動拠点。よく伝説の種族と呼ばれるのは、魔竜は単独行動するからで、私も近くの山にいたりしていたからね。あまり他の人種とは会わなかった」
「魔竜と竜人族て違うのかな。スイも竜人族なのでしょ」
「うん、広い意味で竜人族です。魔竜は竜人族の中から生まれるからで、低い確率で生まれるの。希少種とも呼ばれる。何十、何百万、それ以上の低い確率で魔竜の子は生まれるとされていて、私はその一人ね」
なんと、スイは竜人族の希少種だった。。
見た目は竜人族の人と同じく尻尾があったのも納得した。
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