『錬金572話 竜人族に迎えられる』
『錬金572話 竜人族に迎えられる』
やがて竜人族は動き出して元の町の生活に戻った。
起きてお腹が空いた人はご飯を食べる姿もあった。
買い物途中の人は買い物の続きを。
商売するお店は、いつも通りに商店を開始。
完全に元の生活だった。
何もなかったように動き出すのは不思議です。
竜人族の料理も食べたくなったから、スイに聞いた。
「何か食べたい、竜人族の料理はあるかい?」
「ありますとも。案内します、美味しい料理店がある」
「ストラマーベルも空いただろ」
「うむ、食べたい。どんな料理かな」
「行こう」
スイが知っているお店に向かった。
料理店は小さなお店だったけど、いい匂いがする。
戦ったからか、体力が減少してもいる。
体が求めているのだった。
「いらっしゃいませ!」
「どうもです、魔竜ですがわかる?」
「わかるわよ、どうぞどうぞ、食べていってよね。あなたが魔族を追い払ったと聞いてるわよ。さあ作るから座って!」
「はい」
店主の人とは仲よさそうに会話する。
ところで俺は疑問もあった。
スイは魔竜の時はずっと竜の巨大な姿かと思ったから。
人型には俺に負けてなったとばかり思っていた。
そこを聞いてみたい。
「スイはさ、以前は町では人型だったのかな、竜人族の人は今のスイの人型を見てわかるでしょ」
「ええ、町にいる時は竜人族の人型になってました。そこは自在に変形できます。ただ現在はフランツ様に従属してますから、人型だけなのです」
以前は両方なれたらしい。
便利な機能だな。
人族には無理だから、どんな気分なのか一度経験したいものです。
「町に竜型で入ったら混乱する」
「そりゃそうだ」
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