『錬金569話 ゲートの処分』
『錬金569話 ゲートの処分』
「いいだろう、フランツが提案した期間でゲートらを牢獄に入れるのを認める」
なんとあっさりと認める。
これならもっと長く期間を設定しても良かったかな。
「おいおい、アサマノキング、そりゃないだろうに。同じ同盟軍だろう。助けるのが筋だろう」
「裏切るなあああ!」
「ふふふ、魔王の俺に裏切るなか。魔族はそんなに優しくないぞ。自分しか助けられる者はいない、それが魔族。自分以外は信じるなだ。ふふふ、10年なら直ぐだろう」
魔族らしい説明だった。
人情とかないのね。
厳しい世界ですので、つくづく人族で良かったです。
「なああああああ~~~酷いいいいいい」
「ストラマーベルでも、そこまでしないぞおおおおお」
「そうだあああ、酷い!!!」
カナジョやタイセイも批判するも却下された。
がっくりとうなだれてしまう。
ゲートは苦しい顔を作るも自分がやってきたのが悪い。
これで俺はホッとした。
「肩の荷が下りた。ゲートは面倒で嫌だったから。村が平和になると思う」
「フランツ様も安心ですね」
「じゃあゲート、魔王城に行くぞ。長年いなかったから、懐かしいぞ」
「嫌だああああああ~~~」
アサマノキングと魔王軍は、そこで別れた。
残った魔王軍と合流して去っていった。
俺たちは、まずは町の人を元に戻すのをする。
これが最大の目的だったからで、色々と大変だった。
町の結界のところまで行く。
「スイ、町に来た。竜人の子供も来てる」
「お姉ちゃん、やっぱり強い。町を救ってくれた!」
「お姉ちゃん、ありがとう!」
「無事で良かったわ。お姉ちゃんが結界をしてる。結界で誰も入れなくしたの。この結界を取るからね。みんなにも会えるし、寝てるのを起こす」
「お願い」
スイは子供達に説明する。
結界を張ったのは、魔族が町に侵入しないようにする意味だ。
これをずっと張っていたのは、かなりの魔力と体力を消耗する。
俺も結界をはり、国内にAランク級の魔物を長いこと動けなくしていたからわかる。
とても疲れ疲労する。
結界を解いたら、めっちゃ楽になった。
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