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『錬金567話 東の大陸の状況』

『錬金567話 東の大陸の状況』



 やっぱり!

 確定した。

 アサマノキングの話ているのはカエンだ。


「まぐれ、だろう」


 やや照れているストラマーベルもカエンと気づいたのだった。

 スイは俺の方を見てにやける。

 ここでカエンが住人なのを話す方がいいのか、それとも知らないふりがいいかだ。

 また敵になる可能性がある以上は、こちらの情報は伏せておくべきなのは定石だろう。

 教えていいことはない。


「それでファイアドラゴンはコメを食べたら静かになり、王都にずっと居座っていた。魔王城がいる俺の耳に届いた話では、最近になりファイアドラゴンは王都から出て行ったらしい。現在は行方を探しているという。ファイアドラゴンは魔竜だ。俺の魔王城や魔都に来ることもあり得るわけで、情報を集めている最中だ。まあそんなところか。それでだ、お前はどうなんだ。魔都からでて農村にいるのだろ。なぜだ?」


「フランツがいるし農村が魅力的だからだ。お前も来るか」


「行くわけねえ!!」


「そうか、ファイアドラゴンが暴れなければいい。魔竜は最強種族だ。俺は魔都と農村を行き来する。魔都の様子も見るからだ」


「魔王始まって以来だ。魔王が魔都から出て農村に住むのは。ふふふ、俺は東を制圧する予定だ。いずれは王都も制圧し勇者パーティーも制圧だ」


 アサマノキングは東の大陸を完全に制圧したいらしい。

 まあ俺の農村に被害がなければいい。

 将来的にはわからないけど。

 魔王軍は軍勢は今日来た数ではない。

 全軍は遥かに強大な軍隊のはず。

 そうなると農村には来ないで欲しいと願う。


「俺には関係ない」


「あるさ、俺は東の大陸だけでおさまる魔王ではない。さらに拡大する。その時はストラマーベルだろうが敵となる」


「魔王の協定があるだろ。魔王は東西南北にいて、お互いに攻め合わないという協定が」


「魔王で会議はした。また会議が必要になる。ふふふ」


 アサマノキングは何とも不気味な笑みをみせた。

 まるでストラマーベルも村も将来は潰すぞと言う風に聞こえる。

 ストラマーベルは、あえて言い返さなかった。

 せっかく落ち着いたので、もうトラブリたくない。

 両腕が復活したからか、強気なアサマノキングに思えた。

 話し合ってはいるが、いつまた戦いになるかひやひやする。

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