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『錬金563話 魔王軍と戦う』

『錬金563話 魔王軍と戦う』



 カヴァティーナの号令も聞かないで下がる。


「カヴァティーナさん、魔竜を甘く見たわね」


「ふん、何が魔竜だ、しょせんは伝説、実際は大したことはない」


「魔竜の本気を受けなさい、暴竜の水風で、みんな飛んで行けえええええええ!」


「出たな、これがアサマノキング様を飛ばしたのだな、ふん、これしきの水の嵐など大したことない、ある、凄い回転!!!!」


 スイの暴竜の水風に巻き込まれたカヴァティーナは、勢いよく回転する。

 不用意に防御したのが失敗だった。

 もっと要人するべきだったのに、カヴァティーナは甘く見た。

 彼女の能力は高い。

 スイとだって戦いできる強さだろうが、判断を誤った。

 回転する水の竜巻に飲み込まれたら、脱出するのは困難。


「カヴァティーナ!!!!!」


「次はアシェラです!」


「アシェラは巻き込まれたりしません、魔風砲で先に吹き飛ばす!!」


 魔風砲は風を起こす。

 スイにぶつけてきたわけあるが、スイは冷静である。

 全く慌てる様子はない。

 戦いに慣れているのはスイだ。

 慌てた方が負ける。

 

「暴竜の水風!!!!」


 暴竜の水風と魔風砲が衝突。

 爆音が戦場に響いた。

 どちらも破壊力はSランク以上の攻撃だった。

 お互いに負けられない一撃。

 アシェラは笑った。

 勝ったと思った。

 アシェラの魔風砲が勢いよく進んだからだ。

 だけど違った。

 水の竜巻は初速が遅いのだ。

 最初の回転は遅いが、やがて竜巻が大きくなると、力が強くなる。

 魔風砲は押されだすとスイの竜巻が飲み込んでしまった。


「嘘でしょ~~~~~~、うらあああああああああああああああああああああああああああああああ」


 アシェラはカヴァティーナと同じく回転のなかに入った。

 叫び声が聞こえるが、なんて言ってるかは聞きとれない。

 さらにブラーゼノーラもいた。

 魔女子団の最後の一人だ。

 アシェラを助けようとする。

 竜巻に接近していく。


「アシェラ、今助けるからな!!」


「ダメだ、来るなブラーゼノーラ!」


「行くわよ、あれ、あらやああああああああああああ」

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