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『錬金562話 魔王軍と戦う』

『錬金562話 魔王軍と戦う』



 俺も負けてられない。

 ミスリル剣を出す。

 魔王軍の軍勢と戦う。

 大軍が俺に迫ってくる。


「フランツというはあいつだ、みんなあいつが敵のフランツだ!!」


「やっちまえええええええ!」


「滅多切りにしろおおお!」


 これだけの敵と戦うのは、初めての経験で戸惑いはあった。

 しかし慣れれば落ち着いてきた。


「ミスリル剣を侮ったな、魔王軍!」


「つつつつっ強いぞおおおおおおお!」


「フランツは強いです、剣が凄まじいです、見たことない剣の強さです!!」


 ミスリル剣を単純に敵の方に振る。

 ただこれだけでミスリル剣は敵を切りまくる。

 俺の周りのは切られた魔族があふれた。

 数分でも百くらいの魔族を切った。

 

「恐れるなあああああ~~~フランツを恐れるなあああ」


「ヤバいです、フランツはヤバいです~~~~」


「引くなあああああ~~~」


「ここは一発、でかいので行くかな、鋼鉄爆破剣だあ」


「がやあがやがあああああああ爆発だ!」


「ばばばばばばがや爆発したああああああああ!」


 錬金術で火薬を剣に付与する鋼鉄爆破剣で切った。

 切った瞬間に大爆発する。

 これでまた魔族は倒れたので、だいぶ数は減ったかな。

 俺の鋼鉄爆破剣に恐れをなしたようで、軍勢が引き出した。

 例え魔族でも、恐怖を感じると引く。

 恐怖する感情があるなら、勝ち目はある。

 交代する魔族に、魔女子団はあせる。


「おお~~~~~~い、兵を引くなああああ、前に行け!」


「カヴァティーナさん、無理です。フランツは異常な強さです。勝てません!」


「バカか!! それでも魔王軍か! 恥を知れ!」


 カヴァティーナが怒鳴っても引いて行くのは後を絶たない。

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