『錬金560話 魔王軍がいた』
『錬金560話 魔王軍がいた』
魔王軍と一緒に魔女子団の3人もいた。
きっと合流したのだ。
しかし言っていることが変である。
すべてを予測済みらしい魔王は。
「ちょっと待って、今さカヴァティーナが言ったのは変です」
「何が変なのさ。私に文句があるって?」
「だって魔王アサマノキングは全てを見越していたなら、スイが暴竜の水風をするのもわかっていたとなる。それなら避けれたでしょって話」
「そうだよ、フランツ様の言ってるのが正しい。避ければ良かった。わざわざ来るのが分かっている暴竜の水風を受けて、飛ばされる必要はないもん。魔王はバカっていってるのと同じです」
スイがカヴァティーナに論じた。
するとカヴァティーナは反論されて表情は変わる。
「ば、ば、バカですって。アサマノキング様に向かってバカとは絶対に言ってはならない言葉。許せませんねえ魔竜さん」
「でもスイの言ってるのは当たっているけど」
「そ、そ、それは、天才すぎて、竜巻に巻き込まれてあげたのです。魔王軍を盛大に出すための演出。ほらこうやって魔王軍が来たのは驚いただろう。アサマノキング様の演出だったのだ、わかったかフランツ!」
「わからないけど」
どう説明されてもわかりません。
まあ、俺としてはどっちでもいいのもあった。
カヴァティーナの説明が済むとアシェラが、
「我ら魔王軍が来たからにはフランツの好きにはできない。なぜならフランツ、アイスドラゴン、ストラマーベルの3人しかいないのに対して魔王軍は1000人はいる。どうやっても勝ち目はないのはわかる。つまり降参しろと言うことだ」
「降参はない。3人でも戦うよ。なぜ来たかは町の竜人や人族を元に戻すためだ。戻すまでは戦うことになる」
俺は逃げる予定はなかった。
ここまで来たのは、スイの住んでいたこの町を元に戻すことだ。
「私も降参しません、必ず竜人族を元に戻す」
「この数でも引かないか、魔竜らしいが、それが最後の強がりになる」
「ふふふ、アサマノキング様、魔女子団、俺に任せてください」
後ろの魔王軍から一人屈強そうな奴が現れる。
「おお、お前は魔王軍中将ペイシャー。フランツがなまいきだ。やってしまえ!!」
「はい、お任せを!!」
「やる気か!」
中将ペイシャーだった。
中将というくらいだから、魔王軍でも強いのと思われる。
槍を持っていた。
そのまま前に出てくる。
「ふん、魔王軍の強さを思い知れ、フランツ。俺は魔王軍の中将ペイシャーだ。敗北は知らない、無敗のペイシャーとは俺のぐがやあああああああああああああああ~~」
「なっ!!」
中将ペイシャーがまだ自己紹介している最中に途切れた。
なぜかは、すぐにわかった。
ストラマーベルだった。
自己紹介中でも関係なく剣で切ったのだった。
切られてた中将ペイシャーは、叫んでいる。
「話が長い、邪魔くせえ、アサマノキングよ、やるならやってやるぜ、このストラマーベルがな、魔霊闇剣だあああああ~~~」
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