『錬金556話 魔王の本当の強さ』
『錬金556話 魔王の本当の強さ』
魔王級の戦いにおいて、お互いに防御無視となれば、破壊力はケタ違いだった。
風圧で周りは誰も接近できない。
魔力も凄い!
冒険者でもAランクくらいでも接近は無理と思われる激しい戦闘だった。
だが互角に思えた戦いもストラマーベルが押した。
魔霊闇剣が魔炎を押し込めていきゲートの体を遂に切り裂いた。
切った!
「ぎええええええええ〜〜〜〜〜」
「どうだいこれが魔王の魔霊闇剣だ。本当の魔王を知った感想はどうだい?」
「くそおおおおおおお〜〜〜痛い〜〜〜〜〜〜」
「ゲート様ああああああ〜〜〜」
タイセイはゲートが切られたのを知り、スキが生まれた。
俺にこのスキはダメでしょ。
しかしタイセイは心配していたから、俺のミスリル剣を見ていない。
「タイセイ、戦っているのは俺だろ!」
「しまったあああああああ〜〜〜わわわわわ〜〜わ〜」
タイセイの体を切り刻んだ。
数回振るとあっさりと切れた。
タイセイはその場に倒れる。
さすがに魔族の上位でも、切られたら立ち上がるのは困難です。
苦しそうに俺を見ている。
残りはカナジョだ。
でもスイなら心配ない。
魔竜の強さを知るだろう。
カナジョはスイも何度となく殴っていた。
あの恨みは相当なものでしょう。
今さら後悔しても遅いとは思うが。
魔族をも恐れる魔竜の真の強さを知るとき。
「タイセイも、ゲート様も倒れた〜〜わ〜〜〜〜〜〜〜」
「カナジョさん、私にした暴力は忘れませんよ。おわかりですよね」
「アイスドラゴン〜〜〜〜〜、ゲート様こそ最強なのです〜〜〜!!」
「魔竜を下に見たらどうなるか、わからせてあげます、アイスボール!!!」
スイは小さいが氷のボールを数えきれないくらいに作った。
どんな魔力量ならできるのか?
これだけのボールを作れるスイが仲間で良かったと思う。
逆にカナジョには情けをかけます。
このボールを全部受けるのですから。
「ちょっと待て待て待て、アイスボールの数がハンパない数ですよね、、、どうやったら大量に作れるのだ、、、まさかそれを全部カナジョにぶつける気ですか?」
「ぶつけます!!!」
「わあわあわあわわあわあわあわあわあわあわあわあわ〜〜〜わ〜〜!」
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