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『錬金554話 フランツの反撃』

『錬金554話 フランツの反撃』



「初心者の俺でもこの通りにSランク級のタイセイをも切れてしまうのさ。錬金術は最弱で外れスキルと言われる。それは当たっているけども、俺の錬金術は他と違う」


「バカな、、、どう見ても素人の剣の使い方だ。なのに俺が剣での戦いで押されて切られる。あり得ない、、、しかも錬金術に負けるなんて屈辱しかない」


「タイセイの剣術は凄いと思う。冒険者でもこれだけの剣術は多くないと思う。ストラマーベルのところにいたら重役の役職につけれただろうに。例えば魔将娘と同じくらいの役職が?」


「ふん、、、俺にはストラマーベルの役職など要らん。俺にとって忠誠心があるのはゲート様だけだ。ストラマーベルの役職なんて要らん!」


 あくまでゲートにこだわるタイセイだった。

 そこまでこだわる理由もあるのか知らんが、俺はゲートの魅力は感じない。

 むしろ嫌味なところしかない。


「ゲートのどこに魅力がある、俺は魅力を感じないが」


「ふん、人族のフランツに理解できないのは無理もない。ゲート様の魅力は人族にはわからないさ。だがストラマーベルとは違う魅力がある。ゲート様こそ魔王になるべきお方さ、だからフランツには死んでもらう!!」


「死ぬわけにはいかない。俺にもやりたいことがある。領地を開拓して今は村にまでなった。もっと村を発展させて成長させるのが、俺のやりたいこと。ゲートが俺のやりたいことに邪魔するのなら、戦うまでだ!!」


 魔剣とミスリル剣での激しい戦いは続いた。

 スイがカナジョと戦い合うなかで、ストラマーベルはゲートとやりあっているのが見えた。

 ゲートの魔炎弾がストラマーベルに。

 逆にゲートはストラマーベルの魔霊闇剣を受ける。


「魔王になりたいのはなぜだ、どうしてそこまで魔王になりたがる?」


「ふふふ、愚問だな。俺はお前と同じ魔族だ。魔族の血が流れている以上は魔王になる、なりたいと思うのは自然だろう、ストラマーベルもそうやって魔王になったのだろ」


「俺が魔王になった時は、お前みたいな汚い戦法は使わなかったのが違う、一緒にするな」


「一緒にするなかよ、同じようなものだろ、勝てばいいのだから、それが魔王だ。魔族、魔物の頂点に位置する魔王なのだ。お前よりも俺がふさわしいと思わないか?」


「ゲートに言われたくはない。俺を魔王城で殺そうとしたな、最初は気づかなかったが、魔将娘からの報告でゲートが俺を殺そうと計画していると知った。それで俺はお前とタイセイとカナジョを魔王城から追放した。それは正しかった。今のお前を見て間違ってなかったと思うよ」

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