『錬金544話 魔竜の意地』
『錬金544話 魔竜の意地』
「アサマノキング様が、飛んでい行った、、、」
魔女子団の女子は落胆している。
自分の魔王が飛んで行けば気持ちは落ち込む。
見たことない光景だったのかもだ。
今は攻撃が緩まったので、今がチャンスでストラマーベルとスイを助けに行く。
「スイ、、、よくやったよ。アサマノキングは飛んで行ったさ」
「ええ、竜巻に巻き込まれたら、どんな人物も耐えられません。アサマノキングも魔王とは言え例外ではなかった。途中は危なかったですが」
「魔王の福音で体力を半分は回復する」
「ありがとう」
スイの体力減少とケガは魔王の福音で回復した。
良かったです。
やはり相手は強敵でした。
「ステータス強化スキルしていたからアサマノキングは通常よりも強くなっていたのだ。苦戦して当然だったのだ。よく倒したものだ。魔王の俺から見ても凄いな」
「魔王に褒められてもね」
スイは魔王ストラマーベルに褒められて、やや照れる。
魔竜と魔王が手を取り合い助け合う光景は俺に取って、良いことだ。
これで最も危険と思っていた東の魔王アサマノキングは消えた。
残っているゲートらがどうするかだ。
「残りの者がどうするかだ」
「魔女子団は自分の王が飛んで行ったのだ。ガックリしている。叩くなら今だ」
「よし、私も回復した。やれる!」
スイも回復したことでゲートの方に向いた。
さすがに動揺する風に見える。
「ゲート、東の魔王はスイが飛ばした。どうするよ、お前の切り札はいない。続けるのか、お前がやめると言うならやめるのもある。ただし眠りの指輪を俺に渡せ?」
俺は眠りの指輪をゲートに要望した。
スイが一番願っているのだから。
「ふふふ、よくぞ魔王アサマノキングを負かしたな。魔竜の強さは本物と認めよう。しかし残念ながら俺は指輪を持っていないもだ」
「じゃあ誰が持っている?」
「アサマノキングだ。彼が持っている」
どうやらゲートは持っていなくて、アサマノキングが所有していると。
これでは返してもらえない。
「持っていないのを取るのはできないか、、、」
「アサマノキング様が、、、大変です! よくもよくも飛ばしたな魔竜!!」
「私は殺されかけたのだ。飛ばして悪いかよ。それよりもアサマノキングから眠りの指輪を取ってこい。指輪が目的なのだ」
「うるさい竜、、、言われなくても行きます。アサマノキング様の所に行きますので。行くわよ、カヴァティーナ、ブラーゼノーラ!」
「はい、行くわ。後はゲートに任せます」
ブラーゼノーラは追いかけると言って、この場から去った。
残りの魔女子団もだ。
追いかけてくれた方がいい。
魔女子団も強敵であるから、3人いなくなるのは好都合。
逆にゲートは困るだろう。
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