『錬金534話 スイと魔王』
『錬金534話 スイと魔王』
あえて強く突き放すように聞こえた。
リアを突き放す。
でもリアは納得しないでいる。
「なによ~~~、せっかく一緒に行くと言ってるのに~~~~」
「いいのよ~~~あんたは来なくていい~~~~~~~~」
「行く~~~~~~~~~~」
「来るな~~~~~~~~」
両者とも譲らず。
リアも強情だな。
「リアは残ること、これは村長命令だ」
「えええええええええええ」
「スイは危険なのを知っているのだよ。アサマノキングが危険とね。だからリアに来るなと言ってる。それに手紙の通りの方がいい。下手にリアが来てバレたら不味い」
「う~~~~ん、フランツが言うなら、、、残る」
「それで良し。村も安全とは限らない。リアは村をきっちりと守ること、いいね」
俺はリアを説得すると、
「はい」
納得はしてくれて良かった。
これでアイスフライト町に行くのは決まった。
「俺と村長とスイの3名で決まり」
「こ男性は、、、」
手紙を持って来た男性だ。
全く反応がない。
生きているかと言えば生きているけど、生命力を感じない。
まるで人形そのものだ。
「ゲートのスキルだ。人形使いだ。どこかの人族を人形にして手紙を運ばせた。奴はこの村をすでに知っている。いつ知ったかはわからないが、現在は把握している。こっちはゲートの居場所は把握してない。この男性は村で休ませたほうがいい」
「休ませておこう」
人形使いスキルをされた男性は被害者なので、村でかくまうとした。
特に危険性はない、普通の人族と思う。
魔力もないしだ。
それからモフルンやガーターとかの住人にも、手紙の件を伝えた。
みんなは納得したがモフルンとカエンは違った。
「手紙にあるアイスフライト町に向かう」
「竜人族を眠らせた魔王を燃やしてやる~~~~~~~~~~~~」
「カエンは残る」
「燃やす~~~~~~~~~~~~」
「ガーター師匠、頼む」
「わかった、カエンよ、おとなしくなれ」
「燃やす~~~あわあああああああああ」
カエンは暴れそうだからガーターに押さえてもらった。
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