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『錬金533話 スイと魔王』

『錬金533話 スイと魔王』



「魔人ゲートか、、、あいつか、、、また出てきたか」


「ストラマーベルの配下にいたのよね。追い出したのでしょ」


「追い出したさ。不審な行動が俺の耳に届いていた。ゲートを追い出すのは側近も賛成した。ゲートは俺の魔族や魔物を引きつれて去った。ゲートは魔王の座を狙っている」


「ゲートは魔王を狙う、、、ゲートは俺を倒して魔王になる考えを持っている。この手紙はゲートが俺を誘っているのだろう」


「ストラマーベルを狙うのがげーとか、、、」


 あの時にフェンリル族を狙ったのは、魔王を取るためか。

 その為の戦力としてモフルンを人形にしたのかは、魔王の話で繋がるな。


「すると話は、アサマノキングはスイに恨みがある、ゲートはストラマーベルを狙い魔王になりたい。これならばスイとストラマーベルを呼び出す理由になるわね。でもどう考えても罠があるでしょ」


「どんな」


「例えば、町に寝てる竜人族を殺すと言われたら、スイは何も出来ないよね」


「その時はアサマノキングは死ぬよ!」


「死ぬな、、、」


 スイにそんな事をするのは自殺行為でしょ。

 キレたスイは危険ですから。


「私は行くわ、アイスフライト町に」


「俺も行く。ゲートは元々は俺の配下だ。俺がケジメを取る。村長は?」


 スイとストラマーベルは行く気だった。

 当然二人だけを行かせるわけない。

 俺も行く。

 問題はゲートが何を考えているかだ。

 他にも策があるなら、何かな。


「二人が行くのを俺だけ行かないとは言えないよ。行くさ。後は気になるのはゲートだ。ゲートは以前にフェンリル族のモフルンとサラとトラムに薬を飲ませた。実際に飲ませたのはクスという盗賊団だった。盗賊団を使い巧みにだましてきた経験がある。まだなにか考えていそうで怖い」


「どうなの、ゲートは何かまだ考えがあると思うの?」


 ストラマーベルにリアが聞くと、


「あれは策士のところはあるな。魔王城にいた時も俺が知らない間に、仲間を誘って俺を潰す気だったからな。俺は気づかなかった。でも途中で気づいて追放した経緯がある奴だ。侮ると痛いかもだ」


 ストラマーベルの城に居ながら裏切りを実行していたのは、なかなか出来ることではないと思う。

 バレたら終わりだからだ。

 それでも実行するだけの行動力があるのだろう。


「私も行きます。スイだけ行かせるのは嫌ですから、隠れて距離を取っていけばわからないと思う」


「リア、バレたらヤバいよ」


 俺はリアを説得する。

 さすがにバレるだろう。

 バレるリスク高い。


「うん、リアは村に残っていて、これは私の過去のこと。リアには関係ないのよ」 

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