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『錬金526話 ゲート視点 東の魔王城』

『錬金526話 ゲート視点 東の魔王城』



「信じろと、、、信じよう。興味深い人物だな錬金術士フランツは」


「しかも話は続くがいいか」


「まだあるか、続けろ」


 ここで話を終わらせるのも考えた。

 魔女子団が切れそうだからだ。

 危ないので、今なら帰れるだろう。

 帰るなら今だ。

 逆に続けるなら、もう帰るチャンスはない。


 魔王を説得するまで、俺は生きるか死ぬかだな。

 でもって、俺は話を続けるとした。

 タイセイは顔がこわばっている。

 恐怖で緊張しているのだ。


「魔王アサマノキングにとって、とても興味ある話だ。それは魔竜の件だ」


 ここでアイスドラゴンの話を切り出すとした。


「魔竜? なぜ魔竜が出てくる。今の話に無関係だろう」


「いいえ、無関係ではない。魔竜アイスドラゴンが村に住んでいると言ったら?」


「魔竜アイスドラゴンが村にだとおおおおおお~~~~~~~~~」


 魔王はいきなりテンションが上がった。

 声は上ずった。

 魔力は増大している。

 床が壊れるかというくらいに。

 カナジョは気絶しそうだったと思う。


「アイスドラゴンだ。俺はフランツと激突した。その際に魔竜アイスドラゴン、フェンリル族、精霊ドリアード族と戦った。その際に強力過ぎて敗北を喫した。だからアイスドラゴンがフランツの配下にいるのは間違いない事実」


 これは俺が経験したことだから間違いない情報だ。

 あの時のアイスドラゴンの強さは思いだいたくない。


「バカな、、、アイスドラゴンと精霊ドリアードとフェンリル族を配下にしているのか。全て伝説級の種族だぞ」


「やっぱり、嘘を言ってる。アサマノキング様、こいつらを切り刻みましょう!」


「許せぬ、切り刻みます、カヴァティーナ、アシェラ、切るのですよ!!!」


「はいよ、切るよ!」


 3人組みの魔女子団は遂に切れたらしい。

 俺の近くに来て剣を向けた。

 やはり失敗だったか。


 先ほど帰るべきだった。

 こいつらと魔王相手に勝てる見込みはない。

 欲張った俺の失敗だ。

 欲を出し過ぎた。


「まあ待て、アシェラ」


「アサマノキング様、待ちます」


「アイスドラゴンもストラマーベルをも配下にさせている農民は面白い話だ。アイスドラゴンは俺にとって憎き魔竜だからだ。この手を見よゲート」


 魔王はアシェラ達を止めてくれた。

 良かった。

 ただ自分の手を俺に見せた。

 片腕は、凍っていた。

 確実に氷だった。

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