『錬金524話 ゲート視点 東の魔王城』
『錬金524話 ゲート視点 東の魔王城』
「良かったですねゲート様、入れてもらえて、良い人みたいです」
「どこが良い人だ。ゲート様が危なかっただろう、この女を信じるなよカナジョ」
「バカ、静かに、聞こえるぞ」
「はい」
カヴァティーナに先導されて魔王城に入り進んだ。
途中は邪悪な柱が立っており、赤い絨毯が敷かれている。
赤色は血の色と同じだった。
階段を進む。
玉座に座る男がいた。
男はアサマノキングだ。
横には二人の女がいる。
カヴァティーナが俺を止めた。
「アサマノキング様、こちらのものは西の大陸からき来たものです。話があるようです」
「俺に話が、、、なんだかな。言ってみなよ。ただ気を付けてくれ。俺の横にいるのは魔女子団だ。気が荒いから、俺に敵意を感じたらお前の首が飛ぶぞ」
「入口で経験した」
入口であったカヴァティーナ意外にも、二人いて魔女子団というらしい。
ストラマーベルにも配下がいた。
魔将娘で、ビビ、パヒューナ、セルラだ。
あの三人の娘も強烈だったから、同じレベルと思っていい。
話して大丈夫かと、今更ながら後悔というか恐怖を感じた。
しかし俺の話は聞いてくれそうだった。
「カヴァティーナが可愛がったか」
「はい、アサマノキング様の首を取りに来たと思い、、、」
「話せ」
「俺は西の大陸の魔王ストラマーベルの配下だった。魔人ゲートという。横にいるのはカナジョとタイセイだ」
「魔人ゲートか。名前は聞いていた、お前だったか、それでストラマーベルがどうした。あいつとは会ってないが、何かあったか?」
俺の名前は聞いていたらしい。
ここ東の大陸の魔都にも届いていたのは光栄だ。
「はい、ストラマーベルは現在は魔王城を離れました。魔王ではありますが、魔都からも離れて暮らしているのです」
「魔都から離れていると。余裕だな。勇者パーティーでも倒したか。または倒しに行ってる途中か」
「いいえ、違う。西の大陸にある辺境の領地です。そこは現在は農村になっていて、農作業などして暮らしているようです」
カナジョの情報を伝える。
この情報を聞いてどう思うかな。
つまらないと思うか、それともストラマーベルを潰せると思うかな。
それによって展開が変わる。
もし興味ないなら、帰る方がいい。
俺の命が危険だし。
「農村? まさか、農作業だと?」
「おい、ゲート、いい加減なことを言うな。魔王が農作業をするわけない、消す!!」
魔王の横にいた女の一人が俺に剣を向けた。
どうやら魔王をバカにしていると思ったらしい。
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