『錬金522話 ゲート視点 フランツの情報』
『錬金522話 ゲート視点 フランツの情報』
「アサマノキングは東の大陸の魔王。それがゲート様の誘いに乗るでしょうか。危険もありますよ。会った瞬間にバトルにだってありえます」
タイセイが指摘したのはアサマノキングが危険だという点で俺もそこは一致だ。
会ったことはないが、危険な魔王としても有名である。
しかしアイスドラゴンと因縁があるなら、面白い話だ。
「タイセイが言うようにアサマノキングは危険な魔王だ。ストラマーベルよりも危険と言われるからな」
「それでは、アサマノキングは無視で」
「いや、アイスドラゴンと仲が悪いてのは面白い。フランツと戦った時にアイスドラゴンがいたから失敗したともいえる。アイスドラゴンさえ潰せば、ストラマーベルを倒すチャンスも出てくる」
「アサマノキングにアイスドラゴンが村にいると教えるのはどうでしょうか。興味を持つかもしれません。もし興味なければ直ぐに去ればいいと思います」
「アサマノキングとアイスドラゴンを潰し合いにさせて、その隙にストラマーベルを倒す、いい考えかもな。よくぞ情報を得たなカナジョ、いい仕事をしたな。褒めてあげよう」
俺はカナジョの頭を撫でてやった。
「あああああ~~~ゲート様あああああ~~~頭を撫でてくれて、嬉しいい」
カナジョは褒めると嬉しいとなる。
「タイセイもして欲しいか」
「いいえ、、、大丈夫です」
「そうか」
アサマノキングに接触して、作戦を実行すると決まった。
俺の夢を実現させるためだ。
カナジョとタイセイにも協力してもらおう。
見れろよ、ストラマーベル。
必ず俺が魔王の座に付くからな。
「そうと決まれば出発しましょう~~~東の大陸にです~~~」
「出発だ!!」
「東の大陸の行き方、知ってますか?」
「知らない」
「俺もだ」
「これだからなあああ、、、」
タイセイは頭を抱える。
確かに俺も知らなかったのは、うかつだった。
目的地にはタイセイに任せて、改めて出発。
東の大陸に入り森の中に入った。
鬱蒼とする森だった。
魔王がいるのは魔都。
「ここはもう魔都だな。アサマノキングが支配する魔都」
「そうです、魔物が大量にいます」
「俺が魔法を使う。気配を消す魔法だ」
付近には強力な魔物がうようよしていたけど、魔法で気配を消して行く。
そうでもしないと、たどり着けないレベルだった。
森を進むと俺の前に城が見えた。
「魔王城だな」
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