『錬金510話 スパルネの勘違い』
『錬金510話 スパルネの勘違い』
「良かったね、糸が売れて」
「神級の鑑定も受けたの」
「神級??」
「神級て」
「鑑定士に糸を見せて鑑定したらSランク認定されたの。市場にいた商人もマーヤも誰も見たことなかったらしくて、王女にも喜ばれた」
「へ~~王女が買ったなら、王室からもこれから注文がくるといいね。凄い有名な繊維になりうる」
「迷宮での仕事が増える。忙しくなると思う」
「迷宮が神級の繊維品の工場になると、革命的ですね。村長がそこまで考えていたかは知らないけど」
「考えてなかった。でも王室や伯爵に売ったから繊維品を増産するといいな。村の特産物になる」
迷宮が工場になるとは俺も想像もつかなったが、これから発展させると不可能ではないとも思える。
そこは俺とスパルネの蜘蛛族で相談もいる。
俺が一人で決めることではないでしょう。
「迷宮での仕事が増えるといいけど、村長が夜に来てくれるそうです」
ここまでは市場であった、いい話をして盛り上がったけど、いきなりスパルネが爆弾を投げ込んだ。
「えっ、何のことかな?」
「夜にフランツ様が行くのは、仕事ですか。昼でもいいと思うけど」
「まあ、、、」
俺は返事に困る。
「スイがしてることを私も村長としたいの。来てくれるっていった」
「えええ、私と?」
スイは意味が分からないから、顔を俺に向けた。
いや、向けられても返答しようがない。
「リアもモフルンも、たぶんしてることよ、夜に」
「夜に、フランツと、何かな?」
「ご主人様としてるて、スパルネがいってよ、わからないわ」
「もう、私に言わせるの。いつもしてること。村長と夜にこの家で抱き合ったりして寝てるのでしょ
それを私にも迷宮に来てして欲しいということ」
あああああ、言っちゃったよ。
俺はスパルネが思っているような行動はしてないので、スイらは混乱してる。
なぜかスパルネは俺が家でハーレム生活していると思っている。
「はあああ!」
「スパルネ、あなた何を言ってますの、フランツ様と私は、、、、そんなことはしてませんよ~~~~~」
当然にスイは否定する。
「それじゃあリアは、キスしたりとか、、、」
「してません~~~~~。フランツとはまだしてませんよ、、、、でも、、、してもいいかも、、、」
スパルネに釣られて何を言い出すのか。
リアは顔が赤くなって俺を見る。
なんで話がこうなったのだ。
グラティアスの話だったろうに。
迷宮で繊維品を作ろうと言ってたのは、どうしたのだ。
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