表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

503/1066

『錬金503話 勝敗は王女が決める』

『錬金503話 勝敗は王女が決める』



「おおおお、バゲルが悔しがってる。あのバゲルが賭けをしていたらしいぞ。それで負けたらしい」


「とんでもない商人が現れた、バゲルを超える商人だ。蜘蛛の糸を売ってるって、かいにいこうよ!!」


「買いたい~~~」


 王女がバゲルの店でなく俺の店で買ったことは、直ぐに知れ渡った。

 するとお客が集まり、値段が高い安いかを聞きに来る。

 凄い影響だった。

 これが王女の力なのかと、今さらではあるが思い知った。


「えええええええ~~~王女様と同じのがこの値段でかえるの、買います、蜘蛛の糸を一つ!」


「私にも一つください、神級のを!」


「売って売って売って!」


 ヤバいな、これは。

 買いにくる勢いが凄いです。


「マーヤ、どうしよう?」


「売りましょう、お客様に売りましょう。私も売るので、スパルネはお客を整列させて」


「わかった、整列させる!」


 三人で協力して売るとなったけど、人の手は足りません。


「お願いします、並んでください! 順番で買ってください」


 あまりの人気に大変です。

 大繁盛した。


「嬉しい、王女様と同じ糸が買えました。しかも凄く感触がいいです!」


「本当だわ、触ったことない感触ですわ!」


 買ってくれた客は、皆さん喜んでくれる。

 しかし喜んでいる人だけではなかった。

 明らかに俺に敵意を向けているのがいるからで、びんびんに向けてくる。

 グラティアスだ。

 彼は俺の店が売れるのが気に食わない。


「何が神級だよ、また変なものを村で作ったな」


「グラティアスはもう来なくていいよ」


「村は危険だから言ってんだよ。蜘蛛まで増やしやがって、いい加減にしろ。糸を売る理由を教えろ」


「理由? 俺はパーティーを追放された後に考えた。王都から離れた領地を買った。その領地を開拓して村を作り、スローライフする。これが俺の理由だ。王都に反乱したり、戦いは望まない。むしろ戦いをしてきているのはグラティアスだよ」


 理由を聞かれたので率直に答えた。

 この様に話したのはなかったから、ちょうどいい。

 俺のスローライフの計画を理解してくれたら、もう俺に関わることはないと思う。

 放置して欲しい、それだけだ。


「あはははははは、やっぱりバカだな。魔竜はいるは魔王はいるのに、スローライフしたいだというのかよ。そんなのが通用するかよ。王都はお前を反乱軍とおもっているさ」


「村長に対して今の言葉は許せませんね、いくら勇者でも取り消しなさい!」

面白かったら☆☆☆☆☆に

ポイントしてもらえると嬉しいです

頑張れます

↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ