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『錬金501話 王女と蜘蛛族』

『錬金501話 王女と蜘蛛族』



「グラティアスは黙れよ、ただの護衛だろ!」


「護衛をバカにするな」


「うるさいよ」


 俺とグラティアスの言い合いに発展してしまい、ケンカ寸前までなった。

 メイド隊タニアはあきれている。

 すると心配になったのか賭けの勝負をしているバゲルが俺の店に来た。

 様子を見にくるように。


「王女様、バゲルですが、私の店の品は鑑定書があり、全てにおいてAランクの鑑定書があります。つまりは品質は最高品質です。こんな魔族の糸ではなく、私の商品を買ってください~~~~」


「バゲルだああああ~~~くるなよ」


「蜘蛛おお~~~~、私が勝つのです~~~」


「勝つのは私です~~~」


「蜘蛛のくせに商人にものを言うな~~~」


「蜘蛛族は最高の糸を出せるのです~~~~」


「王女様~~~~~バゲルを~~~バゲルをお選びください~~~~~~~~~」


 しまいにはスパルネとバゲルが争いになった。

 俺とグラティアスが争いに発展して、市場はうるさくなってしまう。


「王女様、伯爵から言わせていただきます。やはり王女様にはしっかりとした鑑定書のあるバゲルの品がいいと思います。市場には偽物やまがい物もあるかもしれません。鑑定書がAランクとあるバゲルなら間違いないですし」


「そうですか、確かに鑑定書は大事です。王室に偽物をおくわけにはいきません」


「それならあああああ、私の商品をああああ~~~~~」


「いいえ、王女様、バゲルではなくこの蜘蛛族を信じてください~~~~~」


「引っ込めえええええええ蜘蛛~~~」


 王女はバゲルと蜘蛛の糸で悩むなか、市場はぐちゃぐちゃになる。

 グラティアスが俺の服を掴んできたからで、俺も黙っていない。


 グラティアスを突き飛ばす。

 マーヤは困って泣きそうになっていた。


「これは、、、鑑定書です。凄いですよ、なんと鑑定書にはSランク認定があるわ!!!」


 タニアが俺やグラティアスが騒いでいる時だった。

 蜘蛛の糸に鑑定した鑑定書を発見して言った。

 一番に鑑定書にこだわっていたバゲルはスパルネとのケンカをやめて、


「なんだと~~~~Sランク認定だあああああ~~~~。あり得ない、Sランク認定は存在しないですから!!」


「実際に鑑定書はSランク認定と書かれてます」


「タニア、私に見せなさい、鑑定書を。確認します」


 タニアが言うのは正しいです。

 間違いなく鑑定書はSランク認定を受けましたから、疑うバゲルは信じられないと言っている。

 王女が確認してくれればはっきりしますし、バゲルはショックを受けるはずだ。

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