表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

496/1066

『錬金496話 勇者グラティアスが護衛』

『錬金496話 勇者グラティアスが護衛』



「蜘蛛族ですが、文句あるの。護衛で来てるのでしょ、私達は登録もして出店したし、鑑定書もある。何も問題はないはず。営業の邪魔ですから消えてよね」


「んだと~~~、魔族が出店していいのかよ、問題あるだろうがあああ」


「ちゃんと登録しました。魔族でも出店は可能です」


「見せてみろ~~~」


 グラティアスは言いがかりを言ってきたところで、マーヤが登録を見せると、


「うううう、わかったよ、登録したならいい」


 グラティアスは仕方がない感じで言った。


「俺も聞きたいことがある、カエンについてだ」


「カエン? カエンてなんだ」


「すまん、知るはずないか、ファイアドラゴンだよ。グラティアスが置いていった魔竜は現在は俺の村の住人で、カエンとなった」


 名前でいってもわかるはずないか。

 ただカエンが住人になったのを言ったら、どうかな。


「何~~~~、住人になっただと!!!」


「住人になった。それで国王から何か言われてないのか、当然に言われると思うが」


「ううう、国王からは怒られたさ。お前のせいだ。それに住人になったのは知るはずないし、国王も知らないだろうな。ううううう、またも戦力を上げた、一段と上がったわけだ。これは国に対する反乱だぜ」


「俺は反乱する気はない、勝手にグラティアスがカエンを村に連れてきて置いて去ったのだろう。悪いのはグラティアスだ。そのように王女様に言ってくれよ」


「言うかよ!! 俺は今日は護衛で来ている。フランツの店は近寄らせないし、買わせない。お前の商品など買わせるかよ、じゃあな!」


「親衛隊も去る!」


 グラティアスは買わせないと言って去ったし、親衛隊も去った。

 困ったな、買わせないとか面倒になった。


「勇者グラティアスは買わせないと言ってましたが」


「マーヤはグラティアスは初めて見たなら無視だ。気にしなくていいよ」


「性格悪いというのは村の人に聞いてたけど、聞いてた以上に性格悪いです。買わせないとか、最低です。カエンがいうには勇者は口だけの最低最弱な勇者だと言ってました」


「最弱ね、カエンからしたらな」


 カエンは俺のいないところでグラティアスの陰口を酷く言っているようだ。

 本当のことだから俺は否定しない。


 ただ王女とは商人バゲルとの勝負に関わるわけで、邪魔にならないことを祈ります。

 王女が買ったら俺たちの勝ちになるからで、邪魔されると負けになりえる。

面白かったら☆☆☆☆☆に

ポイントしてもらえると嬉しいです

頑張れます

↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ