『錬金495話 勇者グラティアスが護衛』
『錬金495話 勇者グラティアスが護衛』
マーヤは俺がグラティアスのパーティーに所属していたのを聞くと驚いてしまった。
その声は王女の元にも聞こえていてグラティアスは俺の方に目をやる。
俺と目が合う。
急激に目つきが変わる。
「、、、、フランツううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!」
「どうしたのです?」
「王女様、少しだけ時間を。危険な人物を発見しました」
「ええええ、危険な、早く捕らえなさい」
「私も行きます」
「お願い、タニア」
グラティアスともう一人の女がこっちに来るが、女は見たことはないけど、面倒ごとになりそうな予感がします。
来るな、と言いたいが、言っても来そうです。
グラティアスが俺の店の前に来て、
「おい、フランツなんで市場にいる?」
「答える理由あるかな」
「答えなさい、これは王女様の命令です」
一緒に来た女が言ってきた。
王女様の名前を出されたら、答えるけど。
「キミは王女様の何なの、護衛かい?」
「私は王女親衛隊のタニアよ。気を付けることね。私に歯向かうと王女様に歯向かうのと同じですからね。それが王女親衛隊!」
「親衛隊です!」
「親衛隊です!!」
一人かと思ったら数人女がいて、みんな親衛隊らしい。
いわゆるメイド服を着ていて、護衛という感じはなくて、可愛い感じだった。
「親衛隊、、、知らないな、でも可愛いな」
「何~~~~~可愛いだと~~~、親衛隊に対する侮辱です!」
「侮辱?」
「そうだ、侮辱だあああ」
「タニアは黙っててくれ、俺が話す」
「勇者あああ、、、黙るよ」
グラティアスが言うと、仕方なく大人しくなったタニア。
親衛隊なんてのがあったのか。
全く知らなかったけど、色々とあるものだ。
「俺が聞いてるのを答えろフランツ」
「やれやれ、答えるよ。村で服に使える糸を作っている、村では農作物も作っているから、同じだ。彼女は蜘蛛族のスパルネ、彼女が出す糸だ」
「ふ~~~~ん、糸を売りに来たか。まああいいか」
グラティアスは糸を持って言った。
文句あるのかよ。
カエンのことで、何も言われなかったのかが気になった。
俺の村にファイアドラゴンを連れてきて、そのまま置いていったのは国王は知らないのか?
知らないわけないよな。
それでよく護衛が出来ているとおもうよ。
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