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『錬金494話 商人バゲルと勝負』

『錬金494話 商人バゲルと勝負』



「見て見て、大勢が集まっているわ! こちらに来ます!」


「レーマリアン王女です。彼女は王女です。周りにいるのは王女に憧れる人や、やじ馬です。それにしても多い人、さすがと言えます」


「やはり王女か」


 人だかりができた原因は王女だった。

 気持ちはわかるのは、誰だって一度は見てみたいと思うもので、まして美人ならなお更だ。

 本当に美人っぽいな。


「きゃああああああ、レーマリアン王女様~~~」


「お綺麗です~~~~~~」


「会えて幸せ~~~~~~」


「おほほほほ、市場は楽しいわね。色々とお店があるし、評判のいい店だけ見ようかしら」


 王女が言った。

 話し方も高貴である。

 ただ気になった点もあって、王女の取り巻きの中には当然に護衛がいるが、その護衛は見たことのある男に似ているな。


 まさかだと思うが、少し離れているから、はっきりとは確認はできない。

 近くに来ればわかるが、まさかな、、、。


「それでしたら、私が紹介しますよ。今日の国際市場に出店してるなかでは、いい店はありました。バゲルも出店してます」


「ダース伯爵、案内してください!! バゲルのお店は一番楽しみにしてましたの!!!」


「こちらですよ」


「グラティアス、タニア、一緒に来て」


「はい」


 待てよ、あれは、間違いないな。

 王女の横にいるのは勇者だ。

 グラティアスと言った!!


「まさか!」


「どうしたの、村長?」


 俺が驚いて声を出したから、スパルネが反応する。


「勇者だ、勇者グラティアスがいる。王女の護衛をしてる」


「えええええええええ、勇者グラティアスが! 確か魔竜のカエンが村に来たのは勇者グラティアスが原因と聞いてますし、村長とは因縁の関係とも聞いた」


「会いたくない男さ。まあ王女の護衛をするのは、なくはないか。まあ会ったらわかる」


「フランツと関係があるとは。勇者グラティアスといえば、私たち商人でも知っている最強のパーティー。王女様の護衛をするのも納得ですが、フランツはなぜ関係が?」


「マーヤの言っている最強パーティー。俺は勇者グラティアスのパーティーに所属していた。でもパーティーを追放された。追放された後に今の辺境の領地にきて村を開拓した。でもまだグラティアスとはトラブっている。だから会いたくはなかったわけです」


「えええええええええええええ、あの勇者グラティアスパーティーにいたのですか!!」

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