『錬金482話 国際市場に出店』
『錬金482話 国際市場に出店』
俺が反対して残るように言うと、スイやカエンが意見を言ってくる。
「俺とスパルネと商人マーヤで行く。最小限の人数でいい。みんなは残って作業なりしていて」
「その方がいいのか」
「フランツ村長の言うのもいいと思う。国際市場は貴族や商人の商会、さらには王室の関係者まで来ます。つまりは誰でも入れません。その為、少人数が良いです。警備員もがっちりいますから、少ないほうがいいのです。入れない可能性がある」
「マーヤがいうなら仕方ないか。う~~~ん、寂しい」
「大人数は不味いのね」
「俺もそう思う。警備が多いなら人数は多いより絞るとしよう。その為みんなはお留守番だな」
「は~~~い」
モフルンは残念そうにしてて、カエンやリアも同じだった。
遊びはなくて仕事で行くのでな。
その後に蜘蛛族のスパルネを地上に呼んだ。
実際の商品を作っている本人ですから、ぜひ行って欲しいわけで、家に来てもらい、
「フランツ村長、私を呼んだのは糸に問題がありましたか、例えば不良品とか」
「いいや不良品はない、むしろ大歓迎されている」
「えええ、大歓迎!」
「あなたがこの糸を作ったのですね。この糸を国際市場に出店すると村長と相談して決まったの。凄くいい商品だから絶対に通用すると思うの」
「えええええ、私の糸が市場にですか。大丈夫かな、行ったら全然売れませんでしたとか、ショックですが」
「フランツ様も思ってた。でも失敗してもいいのよと説得したの。行ってみてよ、村を宣伝してきてよ」
「でも私は見ての通り蜘蛛族です、人族じゃないですよ!」
「出店できます」
「無理と思う、蜘蛛を怖がる、気持ち悪い~~~~て。言われる」
「確かに蜘蛛は怖い」
「やっぱり怖いじゃないか、みんな私を怖がるわ!!!」
「怖いけど、お尻を出せば怖くない。可愛いお尻してるし、お尻から糸を出すのを隠すな!」
「ええええ、お尻を出すの?」
「やってみて、フランツの前で」
「お尻を、、、、、これでいい、、、村長」
「ななな、何をやらせている、やらなくていいよ。十分に可愛いから!」
リアやスイが言うから乗せられてお尻を俺に向けたのだった。
でもちょっと可愛いな。
「大丈夫、蜘蛛族ならやれる!」
「迷宮から国際市場に挑戦ね」
「わかりました、村長、行きます!」
迷宮から挑戦と言われてヤル気を出したスパルネだった。
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